PENTAGRAM: LIVE RITES

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PENTAGRAM『LIVE RITES』が到着。2LPクリアー盤ポスター付き。今年4月、フィンランドでのライヴです。DVD『WHEN THE SCREAM COMES』(こちらは去年5月メリーランド)も素晴らしかったですが、こちらも最高です。セットリストは似ているけど中盤かなり異なっています。ボビー・リーブリングのどアップ満載のLPサイズ・ブックレットもド迫力。限定700枚で、再プレスはしないしCDも出さないと宣言しているので、早めに押さえておきましょう。送料の方が高くつきましたが、総額4,900円ぐらいでした。 ←いずれ日本にもっと安く入荷するかも知れないけど、未入荷で終わるリスクもありますし。

【追記】ナンバリング入り黒盤限定250枚あるいは300枚というのもあるらしく、合計950枚あるいは1,000枚プレスということになるようです。

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9年前の2002年10月12・13日、横浜ベイホールでHolidays In The Rising Sunというフェスが行われて、ANTI-NOWHERE LEAGUEとかTHE EXPLOITEDとかTHE ADICTSとかCOCKNEY REJECTSとかTHE BUSINESSが大挙来日したのですが(ANGELIC UPSTARTSは来なかった)、夢の向こうの出来事のように感じます。2日間両日行った筈なのに、ついさっきまで1日フェスだと脳内で消化されていました。終演後、電車が蒲田までしか行かなくて、そこからタクシーで帰ったのを覚えていますが、どちらの日だったのか記憶にありません。両日タクシー帰りだったのかな?

2011-10-11

原稿はいつも大事だけど特に大事な原稿をああでもないこうでもないとこねくり回しながら。

そんな中、某グループのデモ音源を聴かせてもらって興奮して心が乱されまくり。

そして初おかゆを食べました。その後、ヨダレともゲロともつかぬ白濁液が口から。

齋藤彰俊、ここここのギャップは何なんだよ。

ANDREW GOLD: ALL THIS AND HEAVEN TOO

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たまにワーナーミュージックさんのタワレコ良盤発掘隊シリーズで出る再発盤CDのライナーノーツを書かせていただいており、9月14日発売のBUILT TO SPILL『PERFECT FROM NOW ON』『KEEP IT LIKE A SECRET』とダニー・ガットン『88 ELMIRA ST.』を書かせていただいたのですが、同時発売の中にアンドリュー・ゴールド『ALL THIS AND HEAVEN TOO』が! いや、ぶっちゃけアルバムは一度も聴いたことがないのですが(ライナーノーツを誰が書いたのかも知らない)1979年、イギリスでヨークシャー・リッパー事件が大騒ぎになっていた頃、警察に挑戦状テープが送られてきて、その最後に「このキャッチーな曲でも聴いてくれよ」という前置きと共にこのアルバムから「Thank You For Being A Friend」が収録されていたのでした。ちなみに挑戦状テープはここで聴けます。なお、この挑戦状テープは犯人と無関係のJohn Samuel Humbleという人が送りつけたそうで、はるか後の2005年になって逮捕されました。こういうのって時効とか関係ないのでしょうか?

ヨークシャー・リッパーといえば、「犯人はピーター・サトクリフではなくBilly Traceyという男だ!」と実名を挙げて告発しているサイトがあります。名誉毀損とかにならないのか他人ごとながら心配だったりします。告発しているNoel O’Garaという人は、アイルランドの土地関係でいろいろ論議を呼んでいる人だそうです(こことかこことか)。

イギリス英語とアメリカ英語の話

こないだWWE NXTを見ていたら、ウィリアム・リーガルが”女性に肘鉄を食らわされる”という意味でspanish archerという表現を使っていて、アメリカ人のトッド・グリシャムに「はぁ?」と訝しがられていました。この表現はイギリス特有のダジャレみたいなスラングで、 ”肘鉄を食らう→ elbow → el+bow → elはスペイン語の冠詞+bowは弓 → スペイン+射手 → spanish archer” という回りくどいものです。DEEP PURPLEの『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』にも「Spanish Archer」という曲がありますね。

あと先日ルー・リードのDVD『CLASSIC ALBUMS: TRANSFORMER』を見ていたら、「Walk On The Wild Side」がイギリスで放送禁止にならなかったのは、イギリス人が歌詞中のgive headという表現を知らなかったから、という説明がなされていました。でも近年ではIRON MAIDENが『Give Me Ed… ‘Til I’m Dead』ツアーというのをやっていたし、今ではイギリスでもお馴染みのようです。

(言うまでもありませんが、このツアー名はエディとheadをかけています。コックニーではHを発音しなかったりするので、当初ステージ上に頭だけで登場したマスコットの名前はHead → Ed → Eddieと変化していきました。)

(さらに言うまでもありませんが、give headはちんちんをくわえるという意味ですよ。)

2011-10-09

ちょっと仮眠するつもりで、熟睡しないようにあえて固い床の上に直で寝てみたのですが存外に深い眠りに落ちてしまいヒエー  そして心地よい目覚めと若干の後悔と共に仕事フル再開

2011-10-08

MANIC STREET PREACHERSのベスト盤『NATIONAL TREASURES』のCD-1はiTunesのCDDBに登録されているのに、CD-2は登録されていないのは、曲目を入力した人が1枚登録したところで面倒臭くなったのかと思ったら、日本盤だけCD-2の最後に「Rock’n’Roll Genius」が入っているからだったのですね。

VADER / WATAIN / WITCHERY @渋谷クアトロ

EXTREME THE DOJO Vol.28

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MISFITSが久々の新作『THE DEVIL’S RAIN』を発表しました。たぶん2003年の『PROJECT 1950』以来。この『PROJECT 1950』、アマゾンで日本盤CDが65%オフになっていますが、再販制度とかどうなっているのでしょうか(DVD扱いになっているのかも)。で、新作の『THE DEVIL’S RAIN』、ジェリー・オンリーがヴォーカルもとっています。で、ギターが元BLACK FLAGのデズ・カデナ。何年か前、ジェリー/デズ/マーキー・ラモーンという凄い編成で来日したことがありましたね(2002年1月。2001年9月の予定が、延期になっていた)。デズはもう加入して10年になるそうです。サウンド的には初期のDIYな感じが戻っていて、適度なメロディもあって、意外にイケます。MISFITS大復活!というほどのものではなく、年間ベストとかにも入らないだろうけど、しみじみと良いです。

2011-10-07

レコード会社さんに、LOU REED & METALLICA『LULU』を聴きにいきました。9月30日に続いて2度目ですが、前回は”試聴会用曲順”だったのに対し、今回は市販盤と同じ曲順。こちらの方が明らかに良いです。なお、前回と微妙に音源も異なっているっぽい箇所がありました。

2011-10-06

デヴィッド・ベッドフォードが10月1日に亡くなったそうです。

スティーヴ・ジョブズも亡くなったそうです。

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音楽ライター記事「R.E.M.解散に寄せて」。読んでいただけたら嬉しいです。

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トヨタがMELVINSの新作をリリースして、ホンダのCMにオジーが使われる時代。

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健康診断に行ってきました。

2011-10-04

SHRINEBUILDER『LIVE IN EUROPE 2010』が届きました。僕はNorman Recordsで買いました。送料込みで21.69英ポンド=2,600円ぐらい。Norman Recordsは初めて使ったけど送料もリーズナブルだし1週間で届くし、良かったです。LPはこれから聴きます。

ライブガーデン・リーチくん

最近更新がなくて寂しいので、メールしてみました。

とがしやすたか先生の『ライブガーデン・リーチくん』を楽しみに読んでいる者で

す。

最近更新がありませんが、連載は終わってしまったのでしょうか?

続きがどうなるのか、気になって仕方ありません。ご教示いただけたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします!

そうしたら早速ご返事を戴きました。五月女総合プロダクト株式会社様の迅速なご対応に感動したので、無断で公表します。ごめんなさい。

山崎様

お世話になります、ライブガーデンです。

このたびは下記のお声を頂戴いたしまして

ありがとうございました。

とがし先生の連絡は、特に終了の形を取っていると言う事ではございませんが、

確かに更新は止まっている状況でございます。

山崎様のご意見を基に、今後の件など考慮させて頂きたいと存じます。

また何かお気づきの点等ございましたら

ご連絡いただければ幸いです。

以上宜しくお願い致します。

ありがとうございました。

とがし先生の”連絡”となっているのがちょっと謎ですが、また連載が復活すると嬉しいです。

SEBADOH / BEYONDS @渋谷O-WEST

ルー・バーロウがステージ上で他のメンバーにする日本文化の説明がちょっと面白かったです。「”スイマセン”はどんな時でも使える便利な言葉。言葉のスイス・アーミー・ナイフだな」「シソは…”オルタナティヴ・バジル”」

最近ライナーノーツを書かせていただいたもの

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来年、英Esotericがテリー・ライリーの『A RAINBOW IN CURVED AIR』と『IN C』を再発するそうです。ボーナス・トラックとか入るのでしょうか。Esotericはそのへん超マメなので期待です。

2011-10-01

G Spirits Vol.21にローラン・ボックの最新インタビューが!! とても充実した素晴らしい内容の必読記事でした。あと注文をつけるならば、”息子”のローラン・ボックJrくんについて知りたかったです。