2008-04-11

CELTIC FROSTからトム・G・ウォリアーが脱退

あと4月2日にボブ・ディランがDJの『Theme Time Radio Hour』シーズン2が終わっていました。いちおうシーズン3はやる方向のようで、それまで録りためた過去放送分を聴き込もうと思います。ところでVanity Fair誌によるオンエア曲目の統計

2008-04-09

『Smile』をリリースしたBORISのAtsuoにインタビューしました。

ライヴ会場で顔を合わすといつも世間話はしますが、ちゃんとしたインタビューはこれが初めてですよ。

取材場所の喫茶店に行ったら「うおー山ちゃんグオー」という吼え声がするので何事かと思ったら元・太陽肛門の川保天骨でした。

そういえばBORISと太陽肛門って対バンしたことありましたよね。

Eric Burdon: Don’t Let Me Be Misunderstood

THE ANIMALSのエリック・バードンの自伝『Don’t Let Me Be Misunderstood』を電車内で読んでいますが、超面白いですよ。

この本は2001年に刊行されたもので、ストレンジデイズ誌2月号でのバードンへのインタビューの事前準備として読んでおこうとアマゾンに注文したものですが、入荷が遅れに遅れて、ようやく先週になって我が家に到着しました。おい。

まだ最初の100ページを読んだところですが、TV番組『レディ・ステディ・ゴー』出演時に楽屋がSTONESと一緒だったので、チャス・チャンドラーが勝手にミック・ジャガーのカメラで自分のチンコを撮影した話など、素敵なエピソードが満載です。あとバードンがアンディ・サマーズから略奪婚した最初の奥さんをジミヘンに寝取られたという話も。

サニー・ボーイ・ウィリアムスン2号は自分がロバート・ジョンソンみたいに毒殺されるのではないかと不安に陥っていて、UKツアー中も常に自炊していたそうです。パーティーに呼ばれても食べ物に手をつけず、台所で豚足を炒めて食べていたのだとか。

1968年11月の来日時にヤクザの情婦のためにライヴを行うことを拒絶して、マネージャーが日本刀で首筋を斬られるなどシャレにならないことになって急遽帰国した逸話も載っています。ちなみにこの時バンドの一員だったアンディ・サマーズの自伝によると、朝起きたら自分以外のメンバーとクルーが全員帰国した後だったそうです。

これから読み進めます。

ところでエリック・バードンのレア物コンピレーション『ULTIMATE RARITIES VOL.1』『ULTIMATE RARITIES VOL.2』のライナーノーツを書きました。資料を調べたりLPと比較したり、えらく大変でした。

PUNKSPRING @幕張メッセ

DONOTS / BOWLING FOR SOUP / FLOGGING MOLLY / BUZZCOCKS / ANGELS AND AIRWAVES (一瞬) / マキシマムザホルモン / ME FIRST AND THE GIMME GIMMES / PENNYWISE / RANCID

RANCIDのライヴを見るたびに『…AND OUT COME THE WOLVES』の神盤ぶりを再認識します。

BOWLING FOR SOUPの80年代マンセーは、現代の音楽をウジウジ貶めないから嫌味がなくて良いですね。最初「Wild Side」に乗って入場して、最後「1985」の途中”ドリンク・ブレイク”中「Yankee Rose」を流していました。ベースがSTRYPERのTシャツ。

BUZZCOCKSは2006年9月以来の来日。爺さんでしたが、熱かったです。1曲目が「Boredom」で最後が「Ever Fallen In Love」でした。

FLOGGING MOLLYは向かって右側のステージでした。去年LOUD PARKのFASTWAYも右側のステージでした。半年の月日を隔ててファスト・エディ・クラークとデイヴ・キングが同じステージに!とちょっと感傷に浸りました。ちょっとだけ。すごいモッシュ。

マキシマムザホルモンは一番の盛り上がりでした。ビール飲んでて足下が揺らいだと思ったら、観客が飛び跳ねて地面が揺れていたのでした。そしてみんなライヴに釘付けなので、トイレがガラガラでした。

ドラマーの女性の「春になるとおかしな人が出てくる。全身ピンクを着ているような」というMCを聞いて、この人もターザンウォッチャーか?と一瞬思ってしまいました。いや、ありえるか。

SPRINGROOVE’08 @幕張メッセ

Ne-Yo / Kanye West / Rihanna / N*E*R*D / Kreva / Keyshia Cole / Sean Kingston

ふとっちょ黒人ショーン・キングストンは1曲目が「D’yer Mak’er」にラップを乗せた曲で、クライマックスが「Stand By Me」に「スーイサイダル、スーイサイダル」という節を付けた曲でした。キーシャ・コールは歌が超うまかったです。「When Doves Cry」もちょっと歌っていました。最初は前半だけ見るつもりだったのですが、あまりにうまくて見とれていたらTERIYAKI BOYZが終わっていました。さらにKREVAが駄洒落の人にしか聞こえなくなりました。N*E*R*Dは元々プロデューサーだけあってスタジオ盤の方が面白い気がしましたが、ステージも楽しめました。最後に「Another One Bites The Dust」をやっていました。リアーナはプロフェッショナルだしかっこいいけど、もっと腰回りに肉をつけて声にドスを効かせた方が良いかも。カニエは約1時間出ずっぱりでゲストラッパーとかダンサーとかいなくて、自分のラップだけで世界の中心になっていました。Ne-YoはスリックなR&Bシンガーで「Unforgettable」も歌っていました。

思い入れのあるアーティストがいなくてダレたらどうしようかと思っていましたが、なんのなんの。どれももっと見たい!と思う面々でした。

キーシャ・コールの『JUST LIKE YOU』を早速購入しました。

2008-04-03

クラウス・ディンガーが亡くなったそうです。

4月1日付でVELVET REVOLVERからスコット・ウェイランドが解雇されたそうですが、既に不仲説がさんざん報道されているし、エイプリル・フールじゃないんですよね?

おそらく後任はセバスチャン・バックで、1枚アルバムとワールド・ツアーをやった後、「俺よりこのバンドに向いたシンガーがいるだろ!」と勇退。2010年ぐらいにアクセル・ローズが加入することになると思います。もちろん『CHINESE DEMOCRACY』はその時点で出ていません。