読書日記

高垣眸『豹の眼』を読みましたよ。

昭 和2年に少年倶楽部に連載された小説ですが、

インカ帝国の末裔である黒田杜夫少年が、サンフランツスコのアヘン窟を牛耳っている清王朝の末裔・
王大人と結託、インカの財宝と可憐な美少女をめぐって怪盗団のリーダー、豹(ジャガー)と対決!

という、最高にかっこいい物語です。

バトル担当が少林 寺拳法の達人だったり、可憐な美少女を救出するのが王大人だったり、主人公のくせに黒田少年がいまいち活躍しないあたりは困り物ですが。