2017-02-16

記事を書きました。 ヤマハサイト『【ライヴ・レポート】ジャーニー 2017年2月7日(火)/日本武道館』

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記事を書きました。 BARKSのTHUNDERルーク・モーリーへのインタビュー後編

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●ANIMALS AS LEADERS @渋谷クアトロ

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●白い記憶の女 【軽度のネタバレ】

映画『白い記憶の女』(1988)を見ました。
『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』は僕の人格形成に少なくない影響を及ぼしているので、昨年12月24日に原作者のリチャード・アダムズが亡くなったのは悲しかったです。
とはいえ、『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』(1972)・『シャーディック』(1974)・『疫病犬と呼ばれて』(1977)は動物もので大好きだったものの(『シャーディック』はちょっと難しい内容だった)、『ブランコの少女』(1980)は人間しか出てこないし子供には意味不明な部分もあって、どうもイマイチでした。
その後は『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』の外伝短編集『Tales From Watership Down』(1996)ぐらいしか読んでいませんでした。
まあ熱心な読者ではなかったわけですが、そういえば『ブランコの少女』が映画化されていたのを思い出して、DVDで見てみました。
『白い記憶の女』という邦題が微妙です。
監督はゴードン・ヘスラー。 『シンドバッド黄金の航海』『KISS地獄の復活』『兜 KABUTO』と、素敵すぎる作品たちを手がけている名匠です。
(元々テレビ畑出身で、『事件記者コルチャック』とか『燃えよカンフー』とか『ハワイ5-0』とかも監督していたそうです。おおっ!)
さらに主演女優が『サイコ2』『ボディ・スナッチャーズ』のメグ・ティリー。 なんだか列記するだけで嬉しくなる監督&女優のコンビですが、リチャード・アダムズ作品の映画化に適切かというと、ちょっとどうなんでしょうね。
原作を読んだのはもう30年以上前なのでけっこう忘れましたが、映画版はだいたいストーリーを追っていると思います。
主人公はイギリス人の陶器ディーラーで、コペンハーゲンでドイツ人のカリンと出会って結婚します。 でもカリンには謎があった… という話。
カリンは路上で死にかけたカモメの首の骨をへし折ったり、池で泳いでいたら丸太を見て「死体だ!」と突如ブチ切れたり、「教会では結婚したくない!」とダダをこねたり、全裸で庭のブランコに乗ったり、礼拝中に失神したり、ミステリアスというより面倒くせー女性です。
お互いのことをあまり良く知らないで結婚すると後になっていろいろ困ることがあるということですね。
で、浜辺でチャイナ・ガールみたいにセックスしたら死にます。
メグ・ティリーはオッパイを出してくれるので嬉しいですが、一目惚れで結婚しちゃうほど魅力的かというとウーンという感じです。
ちなみにメグ・ティリーは子供の頃、親にテレビを見ることを禁じられていて、そのせいで『サイコ』を見ていなくて、アンソニー・パーキンスがいかに偉大な俳優か知らなかったそうです。 それで『サイコ2』撮影時に「どうしてあの人だけエコヒイキされるの?」と不用意な発言をして、それを伝え聞いたパーキンスにめちゃくちゃ嫌われて、降板させられそうになったのだとか。
今出ているDVDは“ヘア解禁HDマスター版”だそうですが、それほど陰毛がたくさん出てくるわけでもないです。

投稿者:

yamazaki666

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