週刊朝日さんで書いたkISSジーン・シモンズへのインタビュー記事、ウェブでも公開されていました。
“血を吐き、火を噴く”でなく“血を噴き、火を吐く”としたのは、ゲイリー・ムーア「Led Clones」の“I saw them on the radio, I heard them on the video”への内緒のオマージュです。 ←半分本当半分ウソ。 まあ間違った用法ではないのだけども。
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通訳。
通訳をするのは、自分でない人の質問を知ることが出来て新鮮だし、両者の話していることを迅速に正確にトランスレートする作業なので、けっこう楽しんでやっています。
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WWEサバイバー・シリーズでゴールドバーグvsブロック・レスナーが行われました。
この顔合わせは2004年レッスルマニアXXで行われていて、僕はアメリカプロレス初観戦でマディソン・スクエア・ガーデンまで見に行ったので、とても印象深い試合となっています。 2万人の観衆が一体となって「ボーリング」コールを飛ばした歴史的な塩試合でした。
TVゲーム販促ということで12年ぶりにやってもさらにショッパさが増すだけかと思いきや、秒殺試合だったので、アラが見える前に終わった感じです。
これで終わりとは思えないので、ゴールドバーグが徐々に試合運びというものを思い出しながら来年のレッスルマニアまで引っ張るのではないかと憶測しています。
(今年のスティングみたいに)
ゴールドバーグに思い出すような試合運びの手腕が元々あったかはともかく。
ところでレッスルマニアXXといえばクリス・ベノワがベルトを奪取して、奥さんと息子をリングに上げて、盟友エディ・ゲレーロが祝福するという感動的なエンディングに涙しました。 その4人が今では一人も残っていないのが不穏です。
終わった後、マディソン・スクエア・ガーデンからタイムズ・スクエアまで数百人が歩きながら「Woo!」「Woo!」とリック・フレアー呼び声をしていたのも印象的でした。 どさくさにマット・ハーディの「V-1er!」と叫ぶ奴がいて、ブーイングを飛ばされていました。
それまでニューヨークは1992年・1993年・1997年・1998年・1999年・2000年と行っていたのですが、このときはホテルがWWEスーパースターズと一緒だったりして、これ以上楽しい旅にはなり得ない気がして、12年ずっと行っていません。 機会があれば…と考えているものの、レコード屋さんも多くは閉店してしまったそうで、行く日が来るかは判りません。