【メモ】良かったCD

  • DR. JOHN『LOCKED DOWN』。THE BLACK KEYSのダン・オウアーバックがギターとプロデュースで全面参加。オールド・ロックのアシッドなギター・サウンドと中毒性のあるリズムに粘ったヴォーカルが乗って極上です。
  • JK FLESH『POSTHUMAN』。バンド名が女子高生援交みたいですが、GODFLESH~JESU他のジャスティン・K・ブロードリックの新プロジェクト。ヘヴィなギターと冷徹なマシン・ビートとダブを取り入れたグルーヴと暗い雰囲気と、GODFLESHに通じる要素がいくつも入っていますが、それでいてGODFLESHとはかなり趣を異にしていて新たな世界観を築いています。ダブステップな部分もあります。日本盤は30分ぐらいあるボーナス・ディスクが付いていて嬉しいです。
  • TORCHE『HARMONICRAFT』。前作同様、5分台に膨らませることも可能なアイディアを惜しげもなく2分台に詰め込んでしまう大盤振る舞い。ヘヴィでメロディがくっきりしていて時にスラッジィで、密度が濃いです。最後の曲が珍しく6分台だと思ったら、シークレット・トラックが入っていたのでした。
  • UFOMAMMUT『ORO – OPUS PRIMUM』。Neurot Recordings移籍第1弾で、2部作の前半。去年YOBが中堅から一気に浮上したのと同様に、今年はイタリア出身のスペース・スラッジ・バンドである彼らが”来そう”です。限定LP+CD+DVDを買うほどではないけど(売り切れちゃったし)、かなり好きです。
  • GREAT WHITE『ELATION』。LAグラム・メタルでデビューしようと思ったけど、おっさん顔だったために路線変更、「俺のルーツはブルーズさ。LED ZEPPELINとかね」と”自称ブルース”のメタル・バンドとして活躍、1990年代に入って時代に取り残されて、2003年2月20日にライヴ中に火事を起こして100人が死亡して、ヴォーカルのジャック・ラッセルがドラッグでヘロヘロになって脱退、最近では見苦しい告訴合戦を繰り広げている彼らですが、新作は自然体おっさんハード・ロックでとても良いではありませんか。ヴォーカルはXYZのテリー・イロウズです。
  • THE CULT『CHOICE OF WEAPON』。ハードなロックを演奏しているけど、『ELECTRIC』や『SONIC TEMPLE』期のようにハード・ロックのフォーマットに則るのではなく、他では聴けない曲作りの個性が面白く良いです。
  • ACCEPT『STALINGRAD』。マーク・トニーロが入って2枚目。前作も良かったけど、今回も素晴らしいです。ACCEPTが長年やってきた音楽性を結晶化させた音は栄光に輝きながら不思議と涙がこぼれてきます。
  • SONATA ARCTICA『STONES GROW HER NAME』。北欧様式美メタルにバンジョーとフィドルを加えた「Cinderblox」という曲が面白かったです。

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yamazaki666

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