The Final Countdown: The Story Of The Glasgow Apollo

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1985年に閉鎖したグラスゴーのライヴ会場『Glasgow Apollo』の栄枯盛衰をドキュメントしたDVD。2005年制作。

AC/DCのライヴ・アルバム名盤『IF YOU WANT BLOOD』のかなりの部分はこの会場で録られたと言われています(マルコムとアンガスのヤング兄弟が生まれた地ということもあり)。

ナレーションが元ALTERED IMAGESのクレア・グローガンたんです。とは言ってもいいおばさんです。

元ULTRAVOXのミッジ・ユーロ、元MARILLIONのフィッシュ、NAZARETHのダン・マッカファティとピート・アグニュー、BIG COUNTRYのブルース・ワトソン、BAY CITY ROLLERSのアラン・ロングミューア、THE STRANGLERSのヒュー・コーンウェルらが思い出話を語っています。

ステージが妙に高くて最前列の観客はドラマーが見えなかったとか、観客が飛び跳ねると二階バルコニーがグラグラ揺れて危なかったとかいうエピソードも面白いのですが、THE ROLLING STONESやマイルス・デイヴィス、ゲイリー・グリッター、ルー・リード、STATUS QUOなど会場でプレイしたバンド達の逸話も興味深いです。

約90分にわたって思い出話が続きますが、なにぶん20年以上前になくなったライヴ会場を当時の関係者が思い起こすので、全員爺さん婆さんです。しかもスコッティッシュ英語のヒアリングはかなり難易度が高いです。さらにバンドの演奏シーンなど皆無でひたすら談話が続くので、よっぽど好きな人以外は手を出すと火傷します。

「ミック・ジャガーの誕生日で楽屋に花がいっぱいあって、チャーリー・ワッツの体調が悪くて…」という談話がありますが、STONESが『Apollo』でやったのは1973年9月16-17日、1976年5月10-12日、1982年5月27日なので、7月26日が誕生日のミックとは合いません。キースは12月、チャーリーとロンは6月、ビルは10月、ミック・テイラーは1月。メンバーの誰とも誕生日が重なりません。変なの。

TONE4月号で写真家のジル・ファーマノフスキーが「ロンドンの『Rainbow』でマイルス・デイヴィスを撮ったとき、観客に背を向けていて写真を撮りづらかった」と言っていましたが、グラスゴーでもやっぱり背を向けていたそうです。

なお『Glasgow Apollo』については『You Don’t Have To Be In Harlem – The Story Of The Most Celebrated Rock Venue In Britain』という本が出ていて、とてもためになります。

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しかしこの本の表紙、ミックが白目で怖いです。『BETWEEN THE BUTTONS』でブライアン・ジョーンズの白目写真を使ったバチが当たったのでしょうか。

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yamazaki666

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