ゴーストタウンの決斗

『ゴーストタウンの決斗』(1958)を見ました。

若い頃はヤンチャしていたけど現在はすっかり更生して保安官をやっているジェイク・ウェイドの元を、かつての悪い仲間クリントが訪れ、昔強盗して隠していた金をよこせと言ってきます。

そうして二人&保安官の婚約者(with悪い奴の手下)は金が隠されているゴーストタウンに赴くのでした。

でもそのゴーストタウンは今ではコマンチ族に乗っ取られているので、銃撃戦で立ち向かわねばなりません。

そしてコマンチ族を倒した後、ウェイドとクリントは最後の決闘を行うのでした。

『野獣暁に死す』をひっくり返したストーリーの気がしますが、正義の保安官、凄みのある悪漢、インディアン、1vs1の決闘と、正統派ウェスタンの要素を取り揃えて楽しませてくれます。

でもやっぱりかっこいいのが悪漢リチャード・ウィドマークでした。

この人が出る映画を生まれて初めて見たのは、テレビで見た『オリエント急行殺人事件』だったのですが、母親が「こいつは悪漢だから殺されても仕方ない」と、作品の壁を超えた発言をしていたのが記憶に残っています。

そんな発言が刷り込まれているせいか、『シャイアン』を見たときも、ウィドマークがいつになったらインディアンを虐殺しまくるのかワクワク期待していました。

最後まで本性を表さなかったので残念でした。殺せ!

投稿者:

yamazaki666

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