BLACK SABBATH

ゲイリー・シャープ・ヤング著の『Black Sabbath – Never Say Die! 1979-1997』を読みました。

オジー・オズボーンが解雇されてから復帰するまでという、今ではあんまり語られることがない時期に焦点を当てた本です。

ロニー・ディオ期やトニー・マーティン期についての知られざる情報も多く、大好きなバンドでありながらあまりに自分が無知だったことに驚きましたが、やはり目からウロコが落ちまくりだったのが1980年代中盤の混迷期についての記述。

イアン・ギランの脱退からロン・キール加入説、デヴィッド・ドナートは何者だったのか?グレン・ヒューズが参加したアメリカ・ツアーの裏模様などを、コアに追いかけています。

日本ではこんなに詳しい資料は皆無なので、サバス信者の皆さんには無理してでも洋書で押さえていただきたいところです。

特に面白かったのが”自称ブラック・サバス元メンバー”のジェフ・フェンノルト Jeff Fenholt についてのネタ。

このシンガーはヨシュアの『サレンダー』で歌ったことでも知られていますが、現在はTV伝道師として活動。

「昔は酒とドラッグと女にハマリまくりで、悪魔を崇拝していた。しまいにはサタニストの集まりであるブラック・サバスに加入してしまった。しかしある日、俺は神に目覚めたんだ!」

とかほざいています。

ただ、子供の頃に両親に虐待されたと言ったせいで両親から告訴されるなど、どこか眉唾臭い奴としても知られています。

こいつは「元ブラック・サバス」という触れ込みで説法会をやったりしているので、以前からその真偽についてメーリングリストなどで話題になっていたのですが、本書ではそのへんのいきさつがかなり細かく記されています。

一応『セヴンス・スター』リリース前のデモで歌っているようですが、あのアルバムは元々トニー・アイオミのソロ作だったので、「元ブラック・サバス」というのは大嘘ですね。

さらにデモで歌っただけで、正式メンバーになったわけでもありません。

なお、この音源は裏流出していて、ブートレグCD『STAR OF INDIA』で聴くことが出来ます。

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通常リハ音源は曲が未完成だったりして、二度聴くことは稀なのですが、このCDに収められているテイクは曲の体裁が出来ているので、それなりに聴けます。

フェンノルトのヴォーカルは高音部の伸びが良く、なかなか聴かせます。

『セヴンス・スター』ではグレン・ヒューズが歌っているので、フェンノルトは百億歩ぐらい劣るのですが、一聴の価値ありでしょう。

本書には書かれていませんが、フェンノルトはなんとサルヴァドール・ダリの奥方、ガラの若いツバメだったそうです。

ただでもフカシ野郎といわれている彼なので、その話がどこまで本当かは判りませんが、その頃ガラは70歳ぐらいだった筈では(;´Д`)

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yamazaki666

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