Bela Kiss: Prologue

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中途半端に空いた時間で映画『Bela Kiss: Prologue』を見ました。輸入盤DVD。日本盤DVDとか出ているかも知れないけど判らないです。

ベラ・キスは20世紀初頭のハンガリーで24人の若い女性を殺してドラム缶に漬けて逃亡してそのまま見つかっていない連続殺人鬼ですが、彼の話を映画化したのではなく、現代の話でした。 20代男女の銀行強盗5人組がホテルに逃げ込んだらそこはベラ・キスにゆかりのある場所で、ハゲで眉毛のないシリアルキラーに次々と殺されるという、なんか百万回ぐらい見たようなスラッシャーホステル系映画でしたが、ドイツ製ならではの非人情さが良い味付けになって、まあ面白かったです。 本当は20世紀初頭のベラ・キスの話を映画化して欲しかったですが、それほど盛り上がる部分がないような気もします。

ところでザック・スターキーの娘(=リンゴ・スターの孫娘)とSHADOWSのトニー・ミーハンの息子が結成したBELAKISSというバンドがいて、KASABIANの2011年来日の前座とかサマソニ2012とかでライヴをやって、アルバム『BELAKISS』も出しましたが、まだあるのでしょうか。 ぶっちゃけ音は聴いたことがないです。

あとマーダー・メタルの大御所MACABREの『GRIM SCARY TALES』にもベラ・キスを歌った「The Kiss Of Death」がありますね。 このアルバム、ネロとかエリザベス・バートリとかジル・ド・レイとかの歴史的大量殺人者、それからジョゼフ・ヴァシェとかカール・グロスマンとかのヴィンテージ殺人鬼をネタにしていて勉強になります。

2015-01-31

記事を書きました。ベースマガジン2月号でAC/DCのクリフ・ウィリアムスのインタビュー記事。 『ROCK OR BUST』はすごく良いアルバムでした。

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朝09:30からの筈だった電話インタビューが飛んだかと思ったら23:30からに変更になって、無事話すことが出来てたいへんハッピーです。 1日の予定がなんだかごちょごちょになったけどいいんだもん。

Larry Carlton & Steve Lukather @ブルーノート東京

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氷結ストロングってアルコール度数は9%しかないのに、2本も飲むといい気分になってしまうのは、アルコール以外のヤバイ成分が何か入っているのでしょうか。 ブルーノートで飲むビール1杯が1,600円だから、氷結ストロングだと8本飲めるな、と貧乏臭いことを考えてみたりします。

2015-01-30

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記事を書きました。 ヤマハサイト『【インタビュー】ジョン・ハイズマン、コロシアムIIと今後の活動を語る<後編>』

今回のインタビューは基本的にニュー・アルバム『TIME ON OUR SIDE』についてのものだったのですが、ゲイリー・ムーアとの思い出話もたくさんしてくれました。

なお先週の『【インタビュー】ジョン・ハイズマン、コロシアム最後のアルバム『タイム・オン・アワ・サイド』を語る<前編>』もよろしく。

ちなみに今回のインタビューの内容はジョン・ハイズマン評伝『Playing The Band』となるたけ重複しないようにしているので、そちらも併せて読むと楽しいと思います。 この評伝、紙の本ヴァージョンはもう絶版ですが、kindleヴァージョンは安くて、内容も少しアップデートされているので、僕はそちらを買いました。

2015-01-28

ライナーノーツを書きました。 WILCOのベスト盤『WHAT’S YOUR 20? – ESSENTIAL TRACKS 1994-2014』。 すべて既発曲ですが、良い曲がたくさんあることをしみじみと感じます。 海外ではレア・トラック集『ALPHA MIKE FOXTROT』も同時発売でしたが、こちらは日本盤はないです。

2015-01-27

APHRODITE’S CHILDのDemis Roussosが亡くなったそうです。

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ドカベンで同じ中学から8人がプロ野球入りしたことが話題となっていますが、ウェストテキサス州立大学アメフト部からもダスティ・ローデス、ブルーザー・ブロディ、ボビー・ダンカンの3人がプロレス入りしていることを考えると、さほど荒唐無稽でもないかも知れませんね。

2015-01-26

2月25日発売の『ロックで学ぶ世界史』にはレナード・ペルティエによる警官殺害についての項目を設けていますが、そういえば先日のEARTHLESSの東京・西荻窪Pit Bar公演でアイゼイアがAMERICAN INDIAN MOVEMENT: FREE LEONARD PELTIERと書かれたTシャツを着ていました。 その前日の新大久保アースダムではPINK FLOYD『ANIMALS』Tシャツでした。

ハピネスチャージプリキュア

最終回。永遠の愛とか言いながら殴る蹴るの暴行を振るっていて、それが前半のハイライトになっていたのですが、結局愛がどうしたとかで終わりました。 3月公開の劇場公開版『プリキュアオールスターズ』は遂にプリキュアが40人に。サイトを見るだけでアシッド・トリップ出来ます。

Soul Boys Of The Western World

SPANDAU BALLETのドキュメンタリー映画『Soul Boys Of The Western World』を見ました。とても面白かったです。

ロンドンの音楽やファッションのシーンと深く関わっていたバンドなので、当時の世相や風俗を反映していて興味深いです。 デビュー作『JOURNEYS TO GLORY』のとき出入りしていたクラブがBlitzだったのでエレクトロ色があって、セカンド『DIAMOND』のときはLe Beat Routeに出入りしていたのでソウル&ファンク色が濃かったというのに非常に納得しました。 でもそんな影響から脱して名盤『TRUE』を作ったというのが凄いですね。 トニー・ハドリーはパンクにはまっていた時期があったとインタビューで語っていましたが最初期、パンクっぽいいでたちをしている映像も見ることが出来ます。

DURAN DURANとのライバル関係、BAND AID、ライヴ・エイド、解散、裁判、再結成までを2時間で辿っており、最後ワイト島フェスティバルで「Gold」で盛り上がるシーンで終わるのは、本当によかったねと嬉しくなります。

Blitzのシーンではもちろんスティーヴ・ストレンジ、ボーイ・ジョージ、マリリンの三羽ガラスも登場します。

オール・ユー・ニード・イズ・キル

予備知識を仕入れるとロクなことにならないのは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で、小畑健がヤングジャンプに連載していた漫画版があまり面白くもなかったので、映画版もイマイチ臭いなあと思ってスルーしていました。原作のラノベ?は未だに読んでいません。 でもDVDで見てみたら予想外に面白かったです。映画館で見たかったなあと思いました。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ【新編】 叛逆の物語

普段、予備知識を仕入れないことが多いので、『アイアムアヒーロー』も“面白いらしい”とだけ聞いて読み始めて、漫画家アシスタントのダラケた日常の話かと思ったらビックリしたのですが、TVシリーズ『魔法少女まどか☆マギカ』も何も知らずに見たらひっくり返ったので、作った人たちの思惑にまんまと引っかかったわけです。 でも『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ【新編】 叛逆の物語』はちゃんと本編を見てから進んだので、いちおう予備知識はありました。 どうですアートでしょう的なヴィジュアルに時に辟易することもあったものの、あのオチはオッケーだと思いました。

そういえば『LUCY / ルーシー』を見たときに主人公が偏在するオチが『まどマギ』っぽいと思いました(『攻殻機動隊』っぽくもあるかも)。 1時間半で超能力とかカーチェースとかドラッグとか銃撃戦とかが入った無駄のない作りの映画なので、連休の深夜とかに見るには最適の映画と思います。

ところで僕のリュック・ベッソン映画との出会いは1985年のファンタスティック映画祭のオールナイトで見た『最後の戦い』でした。 同時上映が『クリープショー』『エルム街の悪夢』『デッド・ゾーン』と凄すぎで、とうてい勝ち目のない気の毒な状況でした。正直眠かったです。 その次の『サブウェイ』もいちおうビデオで見たけど、そんなに面白くもなかったです。 その後もベッソン映画はちょびちょび見ていて、それなりに娯楽として面白いとは思うのですが、ベッソン映画(特に『フィフス・エレメント』)を真っ正面から絶賛する人がそれだけで馬鹿に見えてしまうのは偏見でしょうか。

BLURというバンドがいまして、『PARKLIFE』『THE GREAT ESCAPE』というたいへん良いアルバムを出したのですが、その後どうですアートでしょうと言わんばかりの『BLUR』を出して、さらにラクガキ絵師のバンクシーをジャケに使った『THINK TANK』を出したりして、なんか痛いバンドになっちゃったなあと感じました。 デーモン・オルバーンが『LUCY / ルーシー』のエンディングテーマを歌っているのですが、この人はベッソン映画を真っ正面から絶賛しちゃうような人かも知れないと思いました。 ファンの人ごめんね。

2015-01-23

2月25日発売の『ロックで学ぶ世界史』ですが、版元のリットーミュージックさんのサイトで目次が公開されていました。 どこまで書いていいんだか判らないのでとりあえず書いたらそのまま載ってしまった箇所もありますので、お早めに。

なお、目次を見て内容をイメージしても、現物を読んでみるとずいぶん違うと思います。

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初見良昭『世界のマーシャルアーツ』に載っている1674年のオランダ格闘技版画がNicolaes Petter『Klare Onderrichtinge der Voortreffelijke Worstel-Konst』からのものであることを知りました。 ニコラース・ペター(1624-1672)は17世紀オランダの無敗の格闘家で、フェルメール(1632-1675)と同時代の人物だそうで、もし二人が出会っていたら…とファンタジーをかき立てますね。 ペターの伝記本(英語)が去年出たので、読んでみます。

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カルディで売ってるパクチードレッシング、今更ですが良いですね。ゆでエビサラダとの相性が芸術的です。

2015-01-22

記事を書きました。 ヤマハサイト『【インタビュー】ジョン・ハイズマン、コロシアム最後のアルバム『タイム・オン・アワ・サイド』を語る<前編>』

COLOSSEUMは今回のアルバム『TIME ON OUR SIDE』でバンドの歴史に幕を下ろすそうで、とても残念ですが、それを悔やむよりも、素晴らしい音楽をたくさん聴かせてくれたことに感謝したいです。(日本盤ライナーノーツは山崎が書いています)

なお、29日(木)掲載予定の後編ではCOLOSSEUM II時代のことを中心に訊いています。TEMPESTの話題も出てきます。

『ロックで学ぶ世界史』 2月25日発売

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2月25日に『ロックで学ぶ世界史』が出ます。 書き下ろし単行本で、リットーミュージックさんから刊行。 世界史上の100大事件をロックの視点から解説します。 山崎の音楽ライター業20年の集大成だと思います。

世界史についての本なので、もちろん殺人・人肉食・人体実験・拷問・強姦・暴動・革命・巨根などに関するエピソードが山盛りです。

現在、内容のラストチェック中なので、詳細は後ほど!

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映画秘宝2015年3月号で年間ベストに参加しました。

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レコードコレクターズ2015年2月号でハード&ヘヴィ年間リイシュー・ベストを選出しました。

2015-01-19

乃木坂に行きました。 乃木坂46といえばミュージックビデオで全員がスカートの前をめくってパンツを見せていたのが記憶に残っていますが、まだ1人も名前を覚えていないので、今度名鑑とか買ってきて名前と顔が一致するようにしたいと考えています。 AKB48は知っているメンバーが実は全員、既に卒業済らしいです。

2015-01-16

THE RUNAWAYSの仕掛け人として知られるプロデューサー、キム・ファウリーが亡くなったそうです。

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中目黒で打ち合わせ。中目黒アリーナというのは、特にそういうライヴ会場とかがあるわけではないのですね。

2015-01-15

記事を書きました。 ヤマハサイト『ピンク・フロイド『永遠(TOWA)』:寂寞感と諦めのサウンドトラック』

来週・再来週は某アーティストへのロング・インタビュー前後編を予定しています。

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新宿で打ち合わせ。新しいことが出来たら良いのですが。

JRウルトラマンスタンプラリー、新宿駅がウーというのがちょっと意外。 大物怪獣はあえてメジャー駅に割り振らないようにしているのでしょうか。 もちろんウーが大物でないと言うつもりはありませんが、バルタン星人は尾久だし。 大きなおともだちが何冊もスタンプ用パンフを持って並んでいました。

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2015-01-14

EARTHLESSの後遺症で、ずっと頭は雲の中。それもまた幸せ。 『LIVE AT ROADBURN』もすごく良いのだけど、ナマで体験してしまうともう。 昨日見たばかりなのに早くまた見たいです。