2012年パーソナルベスト10アルバム

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1. GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR: ’ALLELUJAR! DON’T BEND! ASCEND!

約20分の「Mladic」が好戦的な「Echoes」していて最高です。

2. BARONESS: YELLOW AND GREEN

ヘヴィさは薄れたけどメロディの良さとアレンジのツボの突きどころが見事です。

3. GOAT: WORLD MUSIC

ロックにはまだ隠れた秘境が残されています。

4. SWANS: THE SEER

素晴らしいです。

5. PIG DESTROYER: BOOK BURNER

素晴らしいです。

6. LAMB OF GOD: RESOLUTION

素晴らしいです。

7. HIGH ON FIRE: DE VERMIS MYSTERIIS

素晴らしいです。

8. MINISTRY: RELAPSE

速いので素晴らしいです。

9. OM: ADVAITIC SONGS

神仏の世界にさらに踏み込んでいて素晴らしいです。

10.TURBONEGRO: SEXUAL HARASSMENT

新ヴォーカルにトニー・シルヴェスターが入ってやっぱり素晴らしいです。

…とか白々しく書いていますが、ベスト10を掲載したのは2013年12月14日だったりします。仮リストだけ作って後で見直そうと思っていたら1年近く経っていました。どうもすみません! それではみなさんよいお年を!

なお2013年パーソナルベストは、2013年12月24日(火)発表予定です!本当に!

↓ここから下は本当に2012年12月31日に書いたものです。

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ところでドゥーム物ではPALLBEARERの『SORROW AND EXTINCTION』がいろんなサイトの年間ベスト上位に入っていましたね。もちろん僕はこの手の音は大好きですし、このアルバムも素晴らしいと思いますが、決して昨日今日出てきた音ではないし、突然の高評価は何を今さらと違和感をおぼえたりもしました。

サイケ物ではTAME IMPALAの『LONERISM』がもっとヘヴィだったら真剣に恋に落ちていたかも。ヘヴィだったら何だって良いわけではないのだけども。

それらよりも耽溺したのは、GOATの『WORLD MUSIC』でした。THE HEADSでおなじみRocket Recordingsが満を持して送り出すスウェーデンの田舎のバンドのデビュー作ですが、ヘヴィでサイケでアフリカン・ビートで、デビュー7″のジャケットがBATHORYパロディ。僕はGINGER BAKER’S AIR FORCEがヘヴィでサイケに進化したように捉えていたのですが、ディスクユニオンのサイトではGANG GANG DANCEが引き合いに出されていたりして、何だかわからないあたりも素晴らしいです。

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KARMA TO BURNの新作『SLIGHT REPRISE』が欲しくてアマゾンで注文しようと思ったら、なんか違うジャケット画像が載っていました。まあいいやと思って注文したところ、そのジャケット画像のCASTROVALVA『YOU’RE BOT IN HELL, YOU’RE IN PURGATORY』というCDが送られてきました。試しに聴いてみたらMr. BUNGLEを若干しょぼくしたようなサウンドで、さらにアップデートしてダブステップとかも加えていて、ちょっと面白かったので、返品せずにキープすることにしました。ちゃんとKARMA TO BURNのアルバムが欲しければこっちを注文しましょう。

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8月に出たけど買いそびれていたSONS OF OTISの新作『SEISMIC』を聴きました。1・2曲目を聴いて、まあまあかなと思っていたのですが、3曲目「Alone」で足をすくわれて地獄の底に墜とされました。5曲目のインスト「PK」が耐え難いばかりの殺戮サイケ・ドゥームで、ラスト「Cosmic Jam」で宇宙に放り出されて、二度と戻ってこれません。あとMOUINTAINの「Never In My Life」を、テンポを落としてカヴァーしています。ストーナー・ロックンロール!みたいなジャケットですが、中身は全然違います。極濃です。

4:44 地球最期の日【ネタバレ】

映画『4:44 地球最期の日』を見ました。ウィレム・デフォーが出ていて午前4時44分にオゾン層破壊で世界が終わるという話なので、ラース・フォン・トリアーっぽいのかと思ったら、そういうわけでもなかったです。つまんなくはないけど面白くもなかったです。

世界の最後を迎えて、ウィレム・デフォーとシャニン・リー(Bカップぐらい)がセックスしたり痴話喧嘩したり絵を描いたり座禅を組んだりします。4時44分を迎えて、シャニン・リーが「私たちは光に向かっていくのよ」「天使になるのよ」とかキラキラしたことを突然言い出して、ウィレム・デフォーはたぶんこんな馬鹿女と一緒に死ぬのかよと後悔したと思いますが、世界が終わってしまうのでもう間に合いません。

みんなスカイプで話しているので、近未来の話という設定なのだと思います。でも以前『ユー・ガット・メール』を見たとき、みんなネットが常時接続だから近未来の話なのかと思ったら、アメリカでは当時既に常時接続が普通だったらしいから、今でもアメリカではスカイプが普及しているのかも知れません。僕も一応スカイプは入れていますが、録音のやり方が判らないので、電話インタビューとかではまだ使っていません。

だいたい80分ぐらい。ほとんど舞台劇みたいな感じで淡々と話が進むので、地球破滅のかっこいいシーンが見たい人には向かないと思います。破滅を示唆するシーンは、窓ガラスが割れるのと黒人が太鼓をドンドコ叩く程度でした。

しかしウィレム・デフォーが出る映画は、見たくもないセックスシーンを見せられることが少なくない気がしますが(『アンチクライスト』とか『マドンナin BODY』とか)、本作でもチン毛の茂みを見せられます。嬉しくないです。

ところでシャニン・リーのお母さん役がアニタ・パレンバーグでした。

CHURCH OF MISERY @東高円寺二万電圧

チケットはソールドアウトで当日券は出なかったそうです。定時1900にスタート、大勢の人が詰め込まれた暗い部屋に監禁されて、たっぷり2時間半のあいだ陰惨に嬲り殺されました。

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ブルース・ドゥーム・バンドFIVE HORSE JOHNSONの7年ぶりぐらいの新作『THE TAKING OF BLACK HEART』が1月に出るので楽しみです。

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その一方で、LOS NATASが解散していたことを今になって知りました。”アルゼンチンのKYUSS”としてデビュー、よりドロドロエクスペリメンタルな方向に進んでいった、素晴らしいバンドでした。

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読んでいただけたら嬉しいです。アーティスト写真が載る筈だったのですが。 ヤマハサイト記事『2013年1月に来日するアルバート・リーが日本で繰り広げてきたギター・バトルの数々』

YOSHI WADA: SINGING IN UNISON

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到着。YOSHI WADAの『SINGING IN UNISON』CD3枚組LP。ヨシ・ワダの”ニュー・アルバム”!

1978年にライヴ録音された男声3人による詠唱作品ですが、3人の声がズレたり一瞬接触したり、気持ち悪くも気持ち良いです。宗教のお経や呪文などの持つ”意味”から解き放たれて、理性を飛び越えて脳神経に直接作用します。CDは3月15日の全66分、3LPには3月14/15日の全2時間半完全版を収録。まずCDを聴いています。途中で眠くなっても、とにかく聴いていると、耳の穴から脳漿がこぼれ落ちて、気持ち良くなってきます。続いてLPを聴きます。

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元デイヴ・リー・ロス・バンド~オジー・オズボーン・バンドのジョー・ホームズの新バンドFARMIKOS。ギターがかっこいいです。ヴォーカルがデイヴ・リー・ロスとオジーを合体させるという離れ技を聴かせていて面白いです。

2012-12-24

THE ROLLING STONES『CROSSFIRE HURRICANE』発売記念、寺田正典vs有賀幹夫両氏による対談「ザ・ローリング・ストーンズ結成50周年、最も深く知る2人がストーンズの現在を語る」 第1回第2回第3回。ストーンズに狂える2人が繰り広げる会話の疾風怒濤のハリケーン、現場にいて最高に面白かったです。公開収録にすればよかったのに!

ラ・ワン

今日見たわけではないのですが、映画『ラ・ワン』を見ました。1号雑誌に終わった『実話レイジ』の表4広告がこの映画でした。

インドの映画で、前半はロンドンが舞台、後半はムンバイが舞台。ゲーム内の悪者ラ・ワンが実体化して、やはり実体化した正義の味方ジー・ワンと戦う話です。ラ・ワンRA OneはRandom Access Version Oneの略ですが、ラーヴァナとのダブルミー二ング。ジーワンはGood Oneの略ですが、ヒンズー語で生命を意味するそうです。最初に2人が戦うのが、PINK FLOYD『ANIMALS』でおなじみのバターシー発電所です。

インドSF映画は昨年『ロボット』が日本公開されましたが、どちらも2時間半を超える大作。でも、SFありバトルありミュージカルありダンスあり笑いあり涙ありのサービス精神旺盛な作品なので、長さを感じさせません。最初の30分ぐらいは家族の描写がたるいですが。

スーパースター・ラジニカントが意味なく『ロボット』の設定でちょっとだけ出てくるので、事前に見ておいた方が良いかも知れません。

ところで最初にガキが夢の中で”ブルース・リーの3人の友人”と戦いますが、その名前がIski Lee、Uski Lee、Sabki Leeでした。

2012-12-22

CAPTAIN BEYONDのベーシストだったリー・ドーマンが亡くなったそうです。今年1月にはギタリストのラリー”ライノ”ラインハルトも亡くなっています。CAPTAIN BEYOND、良いバンドでした。

エクスペンダブルズ2

『エクスペンダブルズ2』は前作以上に凄い顔ぶれで、収拾が付かなくなる一歩手前で素晴らしいですね。『エクスペンダブルズ3』にはジャッキー・チェンが参加表明をしているそうですが、僕の希望としてはカール・ウェザース、ハルク・ホーガン、ミスターTを出演させて、スタローンとドルフ・ラングレンとロッキー軍団を結成して欲しいです。残念ながらトミー・モリソンは今年8月に亡くなってしまいました。 あとついでに『ランボー怒りの脱出』でランボーを見殺しにして、最期に調子よく「生きて戻ってきて嬉しいよ!」とか言ってぶん殴られる奴(『ベストキッド』でコブラ道場の師範もやっていた)にも出て欲しいです。

そういえばIMDBを見たら『ドラゴンへの道』でチャック・ノリスの役名がコルトとなっていましたが、本編にその名前は出てきましたでしょうか? ちなみに北神仁によるノベライズ本ではロバーツという名前になっていますが、ブルース・リーと「お前の名前は何というんだ?」「あん、ネーム?ロバーツ」「ロバーツというゴリラか?」という会話を交わして、その後ずっと”ゴリラ男”と表記されています。ひどい。

ニーチェの馬

映画『ニーチェの馬』のテーマ曲というか、全編この曲がくりかえし流れます。作曲したのはヴィーグ・ミハーイ。

ストーリーのメモ。

  • 1日目:馬を連れた田舎のじいさん(右腕が不自由)が家に戻る → 寝る → 娘がジャガイモをゆでる → じいさんを起こす → ジャガイモを手で食べる → 熱いのでハフハフしながら食べる → 寝る
  • 2日目:井戸で水くむ → 馬車で出かけようとする → 馬嫌がる → 出かけない → 薪を割る → 娘せんたく → 爺さん馬具直す → ジャガイモを手で食べる → 熱いのでハフハフ → 近所のおやじ酒をねだりに来る → わけわからん説教をして帰っていく
  • 3日目:井戸で水をくむ → 朝ごはんは酒 → 親子で馬小屋の掃除 → 馬がごはん食べない → ジャガイモをハフハフ → 人を何人も乗せた馬車が来る → 追い返す → 娘、もらった本を音読 
  • 4日目:井戸が干上がっている → 朝の一杯 → 馬がエサ食べない → 出て行くことに → 荷物をまとめて出ていく → やっぱり戻ってくる
  • 5日目:朝の一杯 → 馬衰弱 → 口輪はずす → ジャガイモハフハフ → なんか暗いのでランプに火を灯す → ランプ消える → また火を灯そうとしてもうまくいかない → 寝る
  • 6日目:生のジャガイモかじる

キャビン

映画『キャビン』で勃起のことをhusband bulgeと言っていて、そんな言い方あるんだあと感心したのですが、映画オリジナルのスラングなのでしょうか? ところでこの映画のサイトとか予告編を見るとネタバレめいたものがあって大変興醒めなので、可能な限りまっさらな状態で映画館に行きましょう。

2012-12-14

今日行った場所:トイレ。台所。風呂場。郵便受け。

そういえば先日PAICE ASHTON LORDのDVD『LIVE IN LONDON 1977』に入っている特典映像を見ていたら、彼らがリハーサル中のお遊びで映画『ゾンビ』のショッピングモールの曲を演奏していたのでビックリしました。Herbert Chapellの「The Gonk」という1960年代に書かれた曲なのですが、僕の中では”『ゾンビ』のショッピングモールの曲”としてインプットされていたので、不意を突かれました。彼らも『ゾンビ』を見ていたのだなぁと思ったら、映画公開の2年ぐらい前のリハーサル映像でした。