2010-08-25

些細なことですが、IRON MAIDEN『THE FINAL FRONTIER』の「The Alchemist」で、ブルース・ディッキンソンが魔術師Magusを”メイジャス”と発音していたのが気になりました。うちで使っている研究社『リーダーズ英和辞典』だと”メイガス”のみとなっていますが、メイジャスとも読むのでしょうか。英語は難しいです。

バンドのGRAND MAGUSのことを誰だったか外国人が”グランド・マグス”と呼んでいたのを覚えていますが、それはヨーロッパ大陸のバンドだからかな?

あまり関係ないけど、THIN LIZZYの「Shades Of A Blue Orphanage」ではフィル・ライノットがgigoloを”ギゴロ”と発音しているのが面白いです。

最近ライナーノーツを書かせていただいたもの

一部まだ書いてないものもあり。ひー

Until The Light Takes Us

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ノルウェーのブラック・メタルに関する映画『Until The Light Takes Us』を見ました。

1992年から1993年にかけての教会放火と1993年のユーロニモス殺人事件を軸に描いています。

DARKTHRONEのフェンリスとBURZUMのヴァーグ・ヴィケネス(カウント・グリシュナク)へのインタビューを収録しており、特にヴァーグの獄中インタビューは貴重。ユーロニモスを殺害したときの模様を自ら語っています。MAYHEMのヘルハマーやIMMORTALの2人も出てきます。

ヴァーグの裁判映像や、燃える教会のニュース映像が鮮明画質で収録されているのも嬉しいです。

また、ブラック・メタルの周辺カルチャーとして、ハーモニー・コリンやビャルン・メルガールド(Bjarne Melgaard)のパフォーマンスや展示も登場します。

とても面白い内容で、ノルウェーのブラック・メタル暗黒部を知るのに大変役に立つ映画ですが、その一方で、ブラック・メタルという音楽そのものをもっとフィーチュアして欲しかった気も。一応BGMでいろんなバンドの音源が流れるのですが、ライヴ映像やアルバムなどにも焦点を当てて欲しかったです。ブラック・メタルという音楽に馴染みがない人がこの映画を見ても、とりあえず「なんか凄いんだな」と漠然とした印象しか受けないと思います。

90年代ノルウェーのブラック・メタルはどうしても話題先行になってしまうので、たとえばBURZUMを聴いて、なんだか音質があまり良くなく、ドラムがポコポコしていることに拍子抜けする人もいるのでは。実際には『HVIS LYSET TAR OSS』とか、幕が一枚かかった向こうにある狂気が凄いのですが。

映画とは直接関係ありませんが、今年リリースされたBURZUMの出所第1弾アルバム『BELUS』の評価が意外に高くないのも、ブラック・メタルの虚像ばかりが肥大して、いざ聴いてみると、その虚像に追いついていないからかも知れません。とはいってもこのアルバム、ドローンになだれ込む終盤に戦慄させられます。

この映画でブラック・メタルに興味を持った人は、MAYHEM『DEATHCRUSH』やDARKTHRONE『A BLAZE IN THE NORTHERN SKY』など、本編で取り上げられているアルバムを聴いてみて、音楽そのものに耳を傾けていただきたいです。

ところでVarg Vikernesのカタカナ表記は”ヴァーグ・ヴィケネス”が一番近いと思います。

Another Evening Of Doom @BARルナベース

ドゥーム・イベント、またやります。

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9月6日(月)20:00~23:00

【会場】東京・中野 BARルナベース

【進行】山崎智之

【ゲスト】特になし

【チャージ】チャージ500円+飲み食いした分(外でご飯食べてこないでください)

ふたたびドゥーム・ミュージックと怪しげな映像を流すイベントを開催します。

内蔵が捩れる大音量でドゥームを聴きたい!ウェブで試聴すら出来ないレア音源(15分で売り切れた限定100枚の音盤とか)をチェックしたい!やはり沈痛な面持ちでドゥームに浸りたい!…という夢うつつの失われし鎖。

起承転結も何もなくダラダラ曲をかけて、たまにドゥーム界の話題を語るトークを挟む予定です。

会場は中野ブロードウェイ裏手1分の隠れ家的BAR!ヌキは無し!

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江戸川橋で打ち合わせ。

水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展 @銀座松屋

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ゲゲゲ展に行ってきました。入り口にバックベアード様。このロリコンどもが!原画の数々は直にオーラが伝わってきて感動。貸本時代の単行本があまりにミントコンディションで現実感がなく、むしろサンコミックス版に身を乗り出してしまいました。

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sHEAVYが今年『THE GOLDEN AGE OF DAREDEVILS』『DISFIGURINE』と2枚アルバムを出したのに、どっちも聴いていません。早く聴かねば。どっちもアマゾンとかで置いてないので、直接注文するかallthatisheavyで買おうと思います。

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MANIC STREET PREACHERS『POSTCARDS FROM A YOUNG MAN』を聴きました。歌謡ロックだからいけないわけではなく、良い歌謡ロックです。

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まったく知らなかったのですが、『東京島』ってアナタハン島事件が元ネタなのですか。ゆ、夢香…!

WWE RAW presents サマースラムツアー2010 2日目

今年の夏フェスはこれで終わり!

終演後、駅の近くのちゃんこ屋『桃太郎』で海鮮横綱ちゃんこ。WWE今回興行スポンサーのひとつプロアクティブのブースに昨日いたオールバックの外人のおっさんが一人ちゃんこを食べていました。キャンギャルに囲まれているかと思いきや、一人鍋とは。まあ余計なお世話なのですが。

DEEP PURPLE: LIVE IN STOCKHOLM 1970

第2期DEEP PURPLEのライヴ音源で避けて通ることが出来ないのは1970年11月12日、ストックホルムKonserthuset公演。殺気漂う「Speed King」、無茶苦茶長くて一触即発のインプロヴィゼーションが火花を散らす「Wring That Neck」「Mandrake Root」など、本当に素晴らしいです。僕が初めてこの音源を聴いたのが1985年ぐらい、『ALIVE TRIBUTE TO WALLY』というブートレグでのことでした。これ↓

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西新宿CHICAGOで買いました。200 numbered copiesと書いてありますが、うちにあるのはナンバーがないので、本当はもっとあるのかも知れません。LP2枚組で、1枚目が黒盤、2枚目がクリアーグリーン盤。白黒ポスターが付いています。第2期による再結成ジャパン・ツアーがあって、それから半年ぐらいして購入したのですが、あまりの凄さにその場に倒れて死にました。1970年ストックホルム音源は他にも悪音質だったりズタズタに編集したブートレグがあった筈なので、この盤を最初に入手できてラッキーでした。

この盤を買って数年したら『SCANDINAVIAN NIGHTS』というタイトルで同内容のオフィシャル盤が出てしまってムカついたのですが、『ALIVE TRIBUTE TO WALLY』は音質がほぼオフィシャル並に良かったので、そのまま買い直さずに聴いていました。

で、2005年に同じストックホルム音源の『LIVE IN STOCKHOLM 1970』というのが出ました。

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なんかジャケットがダサいし他に聴きたいレコード/CDがいっぱいあったので、5年間無視して買わないでいたのですが、聴いてみたら、音質が超アップしているしこれまで未収録だったサウンドチェック部分(これもカッコイイ)があるし、ライナーノーツも充実しているしで、とにかく最高ではないですか!一気に5回聴き直しました。また聴き直します。

WISHBONE ASH @川崎クラブチッタ

第1部『ARGUS』完全演奏、第2部名曲の数々。

【第1部】Time Was / Sometime World / Blowing Free / The King Will Come / Leaf And Stream / Warrior / Throw Down The Sword

【第2部】 The Pilgrim / Right Or Wrong / Living Proof / Lady Jay / Front Page News / Sorrel / Tales Of The Wise / Ballad Of The Beacon / Reason To Believe / Engine Overheat / Phoenix // Jail Bait

昨日の第2部はこんな感じだったそうです:

Driving A Wedge / Rock’N’Roll Widow / FUBB / Lullaby / Persephone / You See Red / Reason To Believe / The Way Of The World / Phoenix // Blind Eye / Jail Bait

2010-08-13

朝、病院に行きました。

昼、中野の編プロさんに行ったら、上半身裸のおっさんがいました。会釈は交わしたものの、結局何者か判りませんでした。

夜、オルセー美術館展2010 @国立新美術館へ。現在パリのオルセーは改装中なので、思い切った名画の貸し出しが実現していました。

モーリス・ドニ「カルヴァリオの丘への道」がキリスト受難をミニマルな構図で描いて良かったです。あとギュスタヴ・モロー「オルフェウス」がど迫力。

月曜までなので、行ける人はぜひ。

RUSH: BEYOND THE LIGHTED STAGE

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RUSH『BEYOND THE LIGHTED STAGE』をDVDで見ました。ヒストリーDVDで、メンバーの少年時代の映像から初期のTV出演時フッテージ、最近のステージまで一気に辿ることが出来て素晴らしいです。本筋のディテールまできちんと掘り下げた上で、80年代の彼らの変なヘアスタイルや「RUSHのファンはキモヲタ」という命題にも切り込んでいます。

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ロン・ウッドが「ニュージャージーだかどこかでLED ZEPPELINのライヴに飛び入りしたことがある」と言っていたのですが、いつのことでしょうか?『Led Zeppelin: The Concert Files』をペラペラ読み返したのですが、見つかりません。1977年8月14日にチャリティ・ゴルフ・イベントでジミー・ペイジとジャムをやっているそうですが。

ちなみにロンは1979年11月30日、BOB MARLEY & THE WAILERSのオークランド公演にも飛び入りしています。