2009-11-30

頭が朦朧。目が覚めたらヘルメットをかぶった男が3人。

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アマゾンは1,500円を超えると送料がタダになるので、CD10枚を買うときもCD2枚×5オーダーとかにしています(輸入盤2枚を買うと10%オフだし)。それで1日にアマゾンから5梱包が来たりするのですが、今日初めて複数オーダーぶんが1梱包で送られてきました。おー

2009-11-28

仕事も中途半端、睡眠も中途半端、健康も中途半端。仕事の合間に仮眠を入れているのでペースに乗り切れず、時間がなくて診療のアポすっ飛ばし。どれかひとつをまずクリアーすればいいんだ! …というわけで、まず仕事をやっています。目鼻がついたらガツンと寝ます。そうしたら弾丸もはね返すぐらい健康になるでしょう。

幸いなことに頭の中はピュアに仕事と音楽のことだけなので、思い悩んだり鬱になっている隙はありません。

ただし、もちろんボリュームのあるおっぱいのことなども頭の中にあります。

でも眠いので、最初にガツンと寝といた方がよかったかなあと。

たぶんブログは週明けぐらいに復活です。ドゥーム・メタル新譜何枚かについて書きたいことがあります。

2009-11-25

GRAVETEMPLEの2008年7月9日、パリ公演を収めた350枚限定ライヴCD『LE VAMPIRE DE PARIS』がAurora Borealisサイトで売られています。

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復活CAVE INのEP『PLANETS OF OLD』、アナログ・オンリーだと思っていたら日本盤CDも出るではないですか。しかもCDはフル・ライヴ収録のDVD付きだし。ちなみにEPの4曲はここで全曲聴けます。

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今日届いたもの:

  • SLOTH / SERVANTS OF SATAN: split 12″  154枚限定
  • SEWER PUPPET: Frustrations LP  Kirk FisherがBUZZOV.EN結成前にいたバンドのデモのLP化。355枚限定
  • KEELHAUL: You Waited Five Years For This? 7″
  • KODIAK / NADJA: split LP アナログは限定500枚、そのうち180枚がclear vinyl with black and blue splatter。CDは非限定のはず

2009-11-24

プロモーション来日中のザック・ワイルドに取材しました。ベスト盤『SKULLAGE』のこととかヘルイェーとかガッデムとかいろいろと。

ザックに取材するのは初めてですが、以前オジー・オズボーンにインタビューしている最中に突然後ろから首を絞められ、何だと思ったらザックだったことがあります。「ハーハッハッハッ!」と高笑いしながら去っていきました。

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Borisの『JAPANESE HEAVY ROCK HITS Vol.3』がディスクユニオンに入荷していました。これで3枚すべて出そろったわけです。もう『Vol.1』は売り切れらしいので、まだ買っていなかった人は”クーポン3枚を集めて『Vol.4』をもらおう!”キャンペーンに間に合いません。でも3枚だけでも聴く価値はあると思います。

【追記】…かと思ったら3枚全部再入荷したようです。12月5日、ディスクユニオン店頭に普通に並んでいます。

Bruno

サシャ・バロン・コーエンの『アリG』『ボラット』に続く外国人なりきり下ネタ映画『ブルーノ』を見ました。

【ネタバレ】エルトン・ジョン、スティング、ボノ、スラッシュが登場。

KAIPA【書きかけ】

今日はテープ起こしでない原稿を書いていたので、BGMでずっと音楽を流していました。

スウェーデンのシンフォニック・ロック・バンド、KAIPAの最初の3作が紙ジャケ&SHM-CD仕様で再発されました。しかも今回は3作ともボーナス・ディスク付き。さらに前身バンドSAN MICHAEL’Sのデビュー作『SAN MICHAEL’S』とセカンド『NATTAG』(1972年当時お蔵入り)も紙ジャケ&SHM仕様で初CD化。一気に聴きました。SAN MICHAEL’Sから徐々に増していくシンフォな調べに胸が高鳴ります。

初期KAIPAの作品といえば5枚組CDボックス『THE DECCA YEARS 1975-1978』で最初の3作をフルで聴けたわけですが、

この時期の最高傑作はやはり1976年の『INGET NYTT UNDER SOLEN』ではありますまいか

【つづく】

…と思ったけど、ここで終わります。(^д^)ハハハ

Boris: Japanese Heavy Rock Hits

CDや7″や10″や12″やカラー・レコードやピクチャー・ディスク、卒業アルバムばりの大判ボックスなど、ありとあらゆるフォーマットでのリリースを行ってきたBorisゆえ、音源配信という”フォーマットを伴わないフォーマット”で作品をリリースするというのは、さほど驚くべきことではないのでしょう。

でも、ブツにこだわるファンのためにか、米Southern Lordから3種類の7″シングルも出ました。レーベル直販ぶんは紫盤で、毎月1枚ずつリリースされる3作をセットで買うと4枚目の片面シングルが付いてきます。僕はちょうど告知があった9月中旬にタイに行っていて、速攻で売り切れたため、思い切り買い逃しました。でもディスクユニオンで3枚それぞれに付けられたクーポンを集めて送ると、4枚目の片面シングルがもらえます。紫盤でなく黒盤ですが、まあ良いです。今のところ『Vol.2』まで購入しました。

ちなみにアマゾンでも『Vol.1』『Vol.2』『Vol.3』が売られていますが、たぶん黒盤で、全部買っても『Vol.4』はもらえません。

Borisのように振り幅が大きい音楽性を持つバンドの作品を無条件に全部好きなどということはあり得ないわけで、この『JAPANESE HEAVY ROCK HITS』シリーズの6曲で聴かれる、『SMILE』以上に情感あふれる歌謡曲メロディは僕は必ずしも大好きではないです。でも今やステージ・フェイヴァリットの「虹の始まるところ」などをお好きな方ならオッケー以上ではないでしょうか。また、好きではないからといって一度聴いてそのままポイ捨てさせないのが彼らの曲者なところ。たとえば『Vol.2』収録の「H.M.A. – Heavy Metal Addict」はいわゆるヘヴィ・メタルとは一線を画す曲ですが、ハードに刻むギター・リフと速弾きソロと観客参加を促すビッグなコーラスという、ヘヴィ・メタルをヘヴィ・メタルたらしめる要素がほぼ全て入っているのに、何故ヘヴィ・メタルではないのだろう?と考えさせます。アーティスト側がどれだけ意図しているかはよく判りませんが、既存ジャンルのフェアとファウルを分けるラインをクロスオーヴァーするのと同時に、フェアとファウルを分けるラインとは一体どこに引かれているのだろうか?という疑問を投げかけてくるのでした。

12月に入ってから日本入荷されるであろう『Vol.3』は音だけ先に聴いたのですが、ワタコたんがつぶやきヴォイスを聴かせるA面「16時47分52…」と、ヘヴィ・ドローンにタケシたんの「ああ~あ」と切なげな歌声が乗るB面「きこえない」を収録。

『Vol.1』はタケシたん、『Vol.2』はアツオたん、『Vol.3』はワタコたんのジャケ。MOTORHEADやTHIN LIZZYはジャケだけ3種類ずつあって中身が同じというシングルを出していましたが、Borisはちゃんと異なった6曲を聴かせてくれます。

『Vol.2』のアツオたんは「Statement」よりさらにエスカレートしたヘアスタイルで魅了してくれます。

なおBorisは以下のスケジュールでライヴを行う予定です。ぜひ行きましょう:

  • 12/5(土)大阪鰻谷Sunsui w/ Jarboe, VAMPILLIA
  • 12/12(土)代官山UNIT 『BL∀CK ORIGINAL 00-09』

詳細はここここまで。

プロレスリングノア @後楽園ホール

松永光弘がバルコニーから飛び降りて乱入、齋藤彰俊を有刺鉄線バットでめった打ち!…という展開を期待しないでもなかったけど、そういう良くも悪くも破廉恥なことをしないのは馬場イズムの継承なのでしょうなあ。今でもTシャツの裾をジャージの中にしまってお腹を冷やさないようにするのと同じで。

あと田上明が社長就任=エース転向、と期待していたのに、第1試合に甘んじているのが残念。7月に書いたやつに加え、船木誠勝が復帰した今、田上vs船木という夢のカードを実現させて欲しいです。

藤波・長州vs田上・初代タイガーマスクとかは今すぐにでも実現しそうですね。

でも、そういうのを抜きにしても面白かったです。

トランスフォーマー/リベンジ

今更ですが見ました。12月18日にDVDが出ます。

前作でSTROKESのTシャツを着ていた珍顔キモ夫ですが、今回はTHE SMITHSのポスターを貼っています。キモいツボを突きまくりです。

今回も変形シーンは凄いのですが、前回は市街地バトルに燃えたのに、今回はだだっ広い砂漠での戦闘がメインなのが残念。そしてアメリカ軍強すぎ&外国の領土侵犯しすぎ。あとやっぱり長すぎ。

2009-11-18

今日は80s原稿を書きまくるぜっ! (くじけがちな自分の心への鼓舞    (⊃ω⊂)ネム…zzz

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ローリング・ストーン日本版のマリリン・マンソン&ロブ・ゾンビ記事

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こないだ見た『アンチクライスト』がインスパイア元のひとつにしているというので、見てみました。アンドレイ・タルコフスキー監督の『鏡』。1975年公開。

タルコフスキーというと『惑星ソラリス』と『ストーカー』がSF映画の名作と評価されていて、大昔五反田TOEIシネマだか大井武蔵野館だかに見に行ったのですが、なんだか長いし暗いし女の裸もカーチェースもないしで、それでも名作らしいので頑張って見ました。僕の周囲だとタルコフスキーが好きと言っている人って、”タルコフスキーが好きな自分”が好きな人が多かった気がします。

それから幾星霜、今回『鏡』を見てみたわけですが、長くて暗くて女の裸もカーチェースも、さらにストーリーもなかったけど、けっこう楽しく見れましたよ。あ、おばちゃんの裸はちょっと出てきます。

…タルコフスキーヲタの人が怖いので小さな声で言ってみますが、この映画は主人公のアレクセイが死ぬ間際の走馬燈を描いたものなんですよね?

鬱蒼と茂る森が『アンチクライスト』と通じるものを感じさせますが、鹿さんとかキツネさんは出てきません。

中国の文化大革命のシーンが音楽とハーモニーを成して素晴らしかったです。

FU MANCHU: SIGNS OF INFINITE POWER

新作。豪放磊落ロックンロール!

前作『WE MUST OBEY』がもう2年前で、アルバムごとにさほど音楽性が異なる彼らではないので、今回もいつもと同じと言ってしまえばそうなのですが、それは即ち、いつもと同じぐらいかっこいいということです。速い曲はもちろん、ミッドテンポの曲もリフがぶっとくて、極太の極楽。イエーイ♪

ところでCDケースに貼ってあるステッカーだと「For fans of ASG, Kyuss and Orange Goblin」だそうですが、ASGってこういう時に引き合いに出されるほど大物だったのでしょうか?

Abnormals: イニシエバイオレント

4年ぶりぐらいのニュー・アルバムが、11月11日に出ました。聴きました。暴れました。

久々の新作ですが、給油期間を経てガソリンは満タン、間違って引火してしまった感じです。「アフレイド」がいきなりのヘッドバンギン爆走ロックンロールmeets LED ZEPPELIN「The Ocean」で、とびっきりかっちょいいです。もう全編かっちょよくて鼻血が出ます。

似ているジャケ

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左はペルーのヘヴィ・サイケ・バンドTARKUSの『TARKUS』(1972)。中はイギリスのワンマン白黒サイケ・バンドLUCIFERの『BIG GUN』(1972)。右はドイツの米軍基地で結成、僧衣を着て頭の真ん中を剃っていた坊主サイケ・ビート・バンドTHE MONKSの『BLACK MONK TIME』(1966)。

いずれもジャケはてきとうながら中身は極濃です。今や3作とも普通にCDで聴けるとは、良い時代になったものです。でも廃盤だそうなので、早いうちに押さえておきましょう。

TARKUSは重いSABBATH系ギター・リフになんだか気持ち悪いヴォーカルが絡みついて、倒錯した快感がゾクリときます。ところでEMERSON LAKE & PALMERとはカケラも似ていないです。

THE MONKSの皆さん(床屋はメンバーに非ず)↓

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後でもうちょい詳しく書きます。と思ったけど、元々そんな詳しいわけでもないので、書かなくてもいいですよね。

LUCIFERに関し役立つ資料サイト

NEUROSIS INC.『VERDUN 1916』ジャケ3態

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左:1995年版 中:2003年版 右:2007年版

コロンビアのデス&スラッシュ・メタル・バンドのファースト・アルバム。コロンビアといっても案外ゴアだったりはないのですが、良いです。

ところでBLACK BONED ANGELの『VERDUN』についてはこっちで。

ハチェット無頼

『ハチェット無頼』をDVDで見ました。1977年のマカロニ映画で、現代は『Mannaja』。主人公(通称ブレイド)はハチェット=手斧の使い手。裏切りに次ぐ裏切りで、無頼なのはむしろ主人公より周囲の人たちです。詳細は後ほどまた書きますが、後期マカロニの秀作でした。主題歌はソウル/R&Bを意識したそうですが、「ユー…アローン…ソリタリーメーン♪」と低い声で唸るヴォーカルが”渋い”というより、不気味さを醸し出しています。

2009-11-14

オランダの超能力者ペーター・フルコスがクレムリン宮殿への侵入を成し遂げたとき、警備員に向かって「私はベリヤだ、私はベリヤだ…」とつぶやいたという逸話、ありましたよね?ありましたよね?

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インタビューmp3データベースを更新しました。

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うちで仕事していました。あの娘と吉祥寺をお散歩したい。誰だよあの娘って。