2009-07-29

もうちょいで復帰しますね。今書いてるのと次の原稿とあと仕事メール何通か書き終わったら(ノω・、)

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HARVEY MILKは先日『HARVEY MILK』(またの名を『BOB WESTON SESSIONS』)がツアー限定300枚アナログ・オンリーで出てファンを色めき立たせたばかりですが、いずれ”通常盤”も出るそうです。

それに加えて、8月には『LIVE AT SUPERSONIC JULY 12 2008』が限定1,000枚アナログ・オンリーで出ますね。

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後で読むもの。PitchfolkのSUNN O)))インタビュー

FUJI ROCK FESTIVAL 09二日目

THE HIGHER / JET(前半)/ MELVINS / BEN HARPER & RELENTLESS 7(途中から)

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(写真はサウンドチェック中のもの)

Pigs Of The Roman Empire / The Talking Horse / The Bloated Pope / Dog Island / Dies Iraea / Billy Fish / Anaconda / Zodiac / The Kicking Machine / Civilized Worm / Blood Witch / Hooch / The Bit

詳細は後ほど。

VENOM: METAL CITY

昨日、新宿ロフトプラスワンで中原昌也さんがVENOM『METAL CITY』というDVDを持ってきていました。その内容が凄まじく微妙な時期のNeat Recordsのコンピレーション。

VENOM: Gates Of Hell / WARFARE: Burning Up / SARACEN: We Have Arrived /AVENGER: Under The Hammer / WARFARE: Metal Anarchy / VENOM: Witching Hour / SARACEN: Love On Sight / AVENGER: Revenge Attack! / SARACEN: Cheatin’/ AVENGER: Run For Your Life / WARFARE: Rape / VENOM: Nightmare

表ジャケに単独で書かれているVENOMが3曲しか入っていないことなど気にならないほどの内容です。SARACEN「We Have Arrived」ビデオがあらゆる意味で完璧で、僕も何の躊躇もなく購入することにしました。

同じSARACENの「Cheatin’」も、何故このDVDを見なければならないのかという原点に立ち帰り思索することが出来ます。

しかし中原さんは上映もしないこのDVDを何のために持ってきたのでしょうか。

東雲会VOL.21 飛び出す!東雲会 センター・オブ・ジ・アースで皆殺し大作戦!

またもや2年ぶりに東雲会がドギツク帰ってきた!

我が目を疑うバカ映像の数々!耳を疑ういいかげんなトーク!

豪華ゲストも次々登場! 抱腹絶倒!阿鼻叫喚!

もはや人類に希望などない! サバイバルもしませんよーだ! バーカ!

【出演】

ホスト:

バカヨシキ所長(高橋ヨシキ)

ゲスト:

中原昌也(ミュージシャン)

てらさわホーク(映画秘宝)

高橋ターヤン(映画秘宝)

山崎智之(音楽ライター)

その他、豪華ゲストどしどし登場予定!

OPEN18:00/START19:00 ¥1000円(飲食別) 当日のみ

http://www.infernoprison.com/OFF/off.html

【追記】久しぶりにロフトプラスワンに行ったら、メニューから蒸し鶏ライスがなくなっていました。

告知を忘れていた件

7月23日(木)といえばIMPELLITERI来日公演とか『GIジョー』試写会とか妙に中途半端なイベントがありますが、そのへんは土足で蹴飛ばして歌舞伎町に密航しましょう。いや、蹴飛ばしてはいけません(大人ならではの気配りフォロー)。19:00スタート!

KK NULL: EXTROPY

KK NULLの最新作『EXTROPY』を聴きました。うわー。

John Wieseとのコラボ作『MONDO PARADOXA』やNeurot Recordingsからの『OXYGEN FLASH』などを経ての新作という、相変わらずの多作ぶり。本作はソロとしては35作目のアルバムとなるそうですが、エレクトロニクスとノイズとフィールド・レコーディング音響が一丸となってビャーと押し寄せ、大音量で聴いていると何かが超高速で頭の中をひっかき回していきます。良いとか良くないというレベルではなく、圧倒されるまま。全8曲40分、それぞれの楽曲に表情があるものの、一気聴きすることで殺傷力を増します。

ところでセルドン・ハントのジャケット・アート初体験はKK NULLの作品だそうですが(『INORGANIC ORGASM』かな?)、本作のジャケットも手がけています。

全世界限定500枚ということなので、ぜひお早めに。8月13日発売です。

新幹線大爆破

DVDで『新幹線大爆破』を見ました。

前回見たのはもう30年以上前、ベルギーだったので、あれはフランス編集版だったのでしょうか?日本語で話していましたが。

ほとんど内容を忘れているので、手に汗握って見ました。これは面白い!千葉真一が戦わないのをマイナスに感じないほどの面白さ。

ガキの頃は一瞬出てくるゲスト俳優陣が判らなかったのですが、改めて見ると、あんな人やこんな人が出てきて画面から目を離せません。先日見た『堕靡泥の星 美少女狩り』の神納達也こと土門峻が新幹線内でラジカセを聴いていて驚きました。おにいちゃま!

CATHEDRAL: THE ETHEREAL MIRROR limited edition remastered CD & DVD

先日『FOREST OF EQUIBRIUM』リマスター盤CD&DVDについて書いたばかりですが、早くも2枚目のアルバム『THE ETHEREAL MIRROR』の新装再発盤が出ました。デジパック仕様で、リマスター盤CDとドキュメンタリー『Ethereal Reflections』DVDを表裏に収めたデュアル・ディスクに『STATIK MAJIK』EP(UK仕様)の紙ジャケCD、ポスター式折り込みインサートが付いています。

既に何百回も聴いたことがあるアルバムなので、やっぱり目玉は38分のドキュメンタリー『Ethereal Reflections』です。たぶん前作のドキュメンタリーと同じときに撮ったもので、同じ酒場でリー、ギャズ、グリフ、アダムが飲んでいます。リーは少し赤い顔をしています。

僕はずっと『THE ETHEREAL MIRROR』がCATHEDRALの最高傑作だと思ってきたので、リーが「作っていて楽しくないアルバム」「妥協の産物」「もっと遅い曲をやりたかったのに」と不満たらたらなのが意外かつちょっと悲しかったです。「結果的に良いアルバムになった」とは言っていますが。

当時メジャーのColumbiaと配給契約したことも不満だったようで、「アメリカのツアー中、地元ラジオ局がライヴ後のミート&グリートを企画していて何だそりゃと思った。別にそんなことしないでも俺たちは会場の周りを普通に歩いてるのに」「『Midnight Mountain』ビデオはおちょくった内容にして、わざとレコード会社に無駄な金を遣わせた」とか言っています。

「『Midnight Mountain』のシングルをシェイプド・ピクチャー・ディスクにして、リミックスをブーツィ・コリンズにやってもらおうとしたら、ギャラが5,000ドルだと言われた。その時点でレコード会社もさすがに俺たちがネタで無駄遣いしていることに気づいた」そうです。

ドキュメンタリーの終盤は、そんなレコード会社との不毛な戦いや終わりなきツアーによる疲弊、グリフやアダムの脱退話に言及、しんみりした雰囲気になります。

なお『THE ETHEREAL MIRROR』は当初『RIDE THROUGH THE DECAY』というタイトルになる予定だったのだとか。

今回もデイヴ・パチェットの談話が収録されています。裏ジャケットにメンバーのイラストがありますが、当初グリフも描いたものの、アルバム録音前に脱退してしまったため黒い死神に差し替えたそうです。

今回も酒場トーク中心ながら、ニューヨークCBGBやロンドンタワレコ、大阪、「Midnight Mountain」ビデオ撮影シーンなど、貴重映像も断片的に収録されています。あと「Ride」「Midnight Mountain」ビデオも収録。

前作同様、コストパフォーマンスは高いです。

2009-07-19

ETERNAL ELYSIUM新作『WITHIN THE TRIAD』(8月21日発売)とOM新作『GOD IS GOOD』(9月11日発売)が到着しました。素晴らしいです。どちらも従来の音楽性から崩すべきところを崩し、固めるべきところを固めており、ETERNAL ELYSIUMは顔面を横殴りするダイレクトなドゥーム・サウンド、OMはカルト度を深めながら、大きな変化よりも深化を遂げています。

かつてオーティス・ラッシュの「All Your Love」やBLACK SABBATHの「Black Sabbath」は後半突如アップテンポになりましたが、ETERNAL ELYSIUMの「Agent Of Doom」はそれを現代のドゥーム・バンドがやったらどうなるか…?という問いに対する解答ではないでしょうか。あと,上で”ダイレクトな”と書いてはみたものの、何箇所か聴き手を試しているような引っ掛けがあるような気がするのですが、もう何度か聴き込んでみます。そういうのがなくても何度でも聴き込みます。

サンシャイン国際水族館

サンシャイン国際水族館に行って、ミナミコアリクイの赤ちゃん(コンブたん)とフェネックの赤ちゃんを見てきました。

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とってもかわゆいのですが、既にコンブたんはママが背中におんぶするにはかなり無理のあるサイズに育っていました。フェネックくん3兄弟は積み重なっていて、最初は何匹いるのか判りませんでした。どちらも早めに見に行ったほうが良いですよ!

アリクイグッズはぬいぐるみ大中小、それから携帯にぶら下げるアリクイキューピーとアリクイwith目玉おやじがありました。フェネックグッズがひとつもないというのは商売下手ですよねえ。

あとマーラとワオキツネザル。

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【あとで読む】

The 20 Greatest Dylan Songs!?

ブルース&ソウル・レコーズNo.88

6月25日にブルース&ソウル・レコーズ誌No.88が発売になりましたが、表紙の斎藤圭土きゅん(レ・フレール)ってジャニーズJrさん的にタイプではないでしょうか?普段は鼻毛がはみ出した黒人の爺さん(故人)が表紙の雑誌ではかなりの冒険ではないかと思います。

この号ではミック・テイラーのインタビュー記事を書かせていただきました。この人も赤ちゃん体型である意味かわいいのです。ストーンズ時代のことはひとつも訊いていません。でもBLACK SABBATHについては訊いています。

ところで以前ジャニーズJrさんに「藤田和之は赤ちゃんみたいでかわいいのよん」と教えてあげたら、「全然かわいくないわん!いやーーーん」とメールが来ました。その後「ブロック・レスナーという子がキューピーたんみたいでかわいいわん。萌えーーー」と教えてあげたら、返事すら来ませんでした。

超獣忌

NANO-MUGEN FES 2009に出演予定だったMANIC STREET PREACHERSがニッキ-・ワイアーの急病のため来日中止だそうです。

うぅ、さすがに行くのやめます。

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EAGLE TWINの『THE UNKINDNESS OF CROWS』音源クリップを聴く限りではかなり期待できそうです。

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オランダポップ50周年記念サイト

記念コンピレーションCD『RARE & OBSCURE』収録曲はここで。下のほうで何かのリンクがあるけど、遵法精神のよい子は落としちゃダメよん。

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シカゴのSears TowerWillis Towerと改名。

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鬼頭莫宏『ぼくらの』特別編が『IKKI』に載らない件について。この人の漫画は『ぼくらの』も『なるたる』もツルペタ少女がセックスする話でしたが、そのへん関係あるのでしょうか。

BLACK SABBATH再発について

BLACK SABBATHの『BLACK SABBATH』~『TECHNICAL ECSTACY』までの7作+ベスト盤『WE SOLD OUR SOUL TO ROCK’N’ROLL』が8月12日に紙ジャケ+SHM-CD仕様で日本盤再発されるそうで。 CDジャーナル

そのうち『BLACK SABBATH』『PARANOID』『MASTER OF REALITY』は英Sanctuaryから出ているDeluxe Expanded Edition(以下D.X.E.)と同じ内容のボーナス・ディスクが付きます。

『Vol.4』以降は1枚ものとなります。

しかし気になるのは、英Sanctuaryが今後『Vol.4』以降をD.X.E.で出さないのか?ということ。そうすると、今回の日本盤紙ジャケシリーズを買い揃えた人は新たに買わねばならないことになります。

もうひとつ気になるのは、英国初回盤LPを再現したという紙ジャケ。初期3作D.X.E.についている詳細なライナーノーツ&レア写真入りブックレットはちゃんと日本盤にも収録されるのでしょうか?同じユニバーサルのNWOBHM紙ジャケSHM-CDには、「英国初回盤LPを再現」と銘打って、現行UK盤のレア写真満載ブックレットを付けず、どうでもいい日本語ライナーノーツだけを付けていたものがあったので、そういうのは避けていただきたいところです。

【追記】今回の紙ジャケCDを出すユニバーサルミュージック担当さんに問い合わせたところ、「最初の3枚には英文ブックレットと解説の対訳を付けています」とのことです。あと『Vol.4』以降は現時点ではD.X.E.盤の予定がないそうです。ただし海外で「突然出てくる可能性はあります」とのことですが…。

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かつてトニー・アイオミに「BLACK SABBATHのレア・トラックやアウトテイクを集めたボックス・セットは出さないのですか?」と訊いたことがあって、そうしたら「未発表曲とかアウトテイクは山ほどあるけど、世に出す予定はない。金のためだけに出来の良くないものを出す気はないからね。きっと私が死んだら追悼盤として出ることになるだろうな。はっはっは」とのことでした。しかし、最初の3枚のアルバムに未発表別テイクなどを収めたボーナス・ディスクを付けたD.X.E.が今年になって出たのはどういう心境の変化なのでしょうか。

『BLACK SABBATH』のボーナス・トラックは別テイクとインストゥルメンタル・ヴァージョンで、嬉しいには嬉しいけど、「The Rebel」とか「Song For Jim」の完全ヴァージョンとかを入れて欲しかったという気もします。存在するのは判っているのだから!

『PARANOID』は3枚組。本編ディスクと4チャンネル・ミックス盤DVD、ボーナス・ディスクです。うちには5.1chとかないので、4チャンネルは判りません。ボーナス・ディスクは今回も別テイクとインスト・ヴァージョンですが、「Paranoid」「Planet Caravan」の別歌詞ヴァージョンが入っていて面白いです。

『MASTER OF REALITY』は今回の3作でボーナスが一番充実していて、未発表トラック「Weevil Woman ’71」、「Sweet Leaf」別歌詞ヴァージョン、「Lord Of This World」ピアノ&スライド・ギター入りヴァージョンを聴くことが出来ます。3作でまず1枚買うとしたら、これでしょう。UK盤には日本盤につくオリジナルLPオマケポスターはつきませんが、ブックレットでその画像を見ることは出来ます。

現時点では『Vol.4』以降のD.X.E.が出るという正式告知はありませんが、9月に『Vol.4』のD.X.E.が出るという噂もちらほら聞きます。さてどうなることやら、そしてどんなボーナス・トラックを聴くことが出来るのでしょうか。楽しみです。

3枚ともこのブログを覗いているような人なら聴かないと死んでしまう歴史的名盤なので、万が一まだ聴いていないとしたら、これを機会に押さえて聴いておきましょう。そして周囲の人にも布教しなければなりません。