2008-02-26

右下の親不知が痛くて歯医者に行かねばならないわけですが、その隣の奥歯が何年か前に縦に割れたことがあります。

水とかお湯とかが触れると超痛くて、歯医者にかかっても虫歯じゃないと言われたのですが、実は縦にヒビが入っていたと。理由は不明です。

んで、その時ついでに親不知も抜いといた方がいいと言われたのですが、他の親不知を抜いたとき後遺症で熱が出たので、後回しにしていました。

歯医者怖い。行きたくない。

ところでONLY LIVING WITNESSが6月14・21日にマサチューセッツ州ケンブリッジのThe Middle East Clubで再結成ライヴをやるそうです。

ジョナ・ジェンキンスはMILLIGRAMがまだ健在だった頃にこのコーナーを作ったのですが、今ではRAW RADAR WARで頑張っていますね。更新せんと。

ずいぶん前、ジョナにデモを送ってもらう代わりにジャパニーズコミックが欲しいというので『魁!男塾』1巻と手塚治虫の『サンダーマスク』を送ったことがあります。「とても興味深い」という丁重な、しかし期待していたものとちょっと違ったムードを込めた感想が返ってきました。

ONLY LIVING WITNESSは二枚組ディスコグラフィーCDも出ています。

で、うちの近所の歯医者に行ったら「予約が3月5日までいっぱいです」と言われ、呆れ返って近くの別の歯医者に行ったらその場で診てもらえました。本当は抜歯したほうがいいんだろうけど、その場しのぎで化膿止めの抗生物質と痛み止めをもらって、うちに帰って仕事しました。

2008-02-25

風邪ぎみでしかも最後に1本残った右下の親不知が疼く中ずっとお仕事で、夜は神保町→吉祥寺→新宿でそれぞれちょっとずつ密談。

帰りに偶然ハウリングブル神山さんに出くわしたのですが、顔を見るなり「あっ神山さん!サンプル盤ください!」という乞食挨拶はみっともなかったなぁと反省することしきり。自分自身に対する戒めとして書いておきます。神山さんすみません。

2008-02-23

清瀬でお通夜。

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昨日はBJORKのライヴに行けなかったので、代わりにこれを聴きました。

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「Hyperballad」「Army Of Me」は複数CDシングルが出ていて、上記が入っていないものもあるので要注意。上は正しいCDシングルへのアマゾンリンクです。たぶん。

2008年末に向けての備忘録

最近お気に入りで、たぶん年間ベスト10に入るのではないかと思われるアルバム。

  • AIRBOURNE: RUNNIN’ WILD  AC/DCとMOTLEY CRUEがテストで0点をとったような馬鹿ヘヴィ・ロックンロール。
  • TORCHE: MEANDERTHAL  曲が良い。
  • JUCIFER: L’AUTRICHIENNE  MELVINS meetsフレンチロリータ。

あとまだ聴いていないけど、All Tomorrow’s Partiesで披露した新曲が良かったPORTISHEADの新作にも超期待。

DIAMOND HEAD @渋谷O-EAST

初めてDIAMOND HEADの写真を見たのは、『LIVING ON BORROWED TIME』内ジャケだったと思います。

ショーン・ハリスの鼻の穴とブライアン・タトラーの超絶真ん中分けが鮮烈なインパクトを持っていました。

それから四半世紀。ブライアン・タトラーはずいぶんと健闘していたものの、前髪が妙に頭頂部から生えていました。

でヴォーカルは、ブルース・ディッキンソンからゴリラ成分を抜いた感じのニック・タートという人に。歌い方がショーン・ハリスっぽかったです。

「Call Me」とか「Makin’ Music」などの嬉し恥ずかし系シンガロング・ナンバーは演らなかったものの、メタル・ファン達の、ひたすら優しい空間でした。

最新アルバムを聴かずに行きましたが、新曲もずいぶんと楽しめたので、いずれ聴いてみたいです。

2008-02-16

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』予告編、アークが保管されている倉庫らしき場所での戦いには超興奮したのですが、ハリソン・フォードが動けないぶん珍顔の若僧が実働要員になったら嫌だなぁと不安も。

GINGER @横浜CLUB 24 WEST

去年2月のTHE WILDHEARTS来日公演は超忙しい時期で、それでも都内3公演は行くぞ!と気合い入れていたら、さらに追加が2回増えて5公演になってビャー!と精神的にブチ切れて、結局1回も行きませんでした。

で、今回の来日でも12日の渋谷O-NEST公演はWWEに行ってしまったのでやはり欠席というていたらく。ファン失格ですね(´Д`)

これではいかんと反省して、関内まで見に行ってきました。

ジンジャー+Scott Metzgerのエレクトリック二人編成で、まだまだ男泣きイングリッシュ・ロックを書かせたら一級品だと再認識させられました。

ファン失格なのでソロ新作『MARKET HARBOUR』をまだ聴いていなくて、会場で買おうと思ったら売っていませんでした。でもライヴは大半が知っている曲だったような気がするので、あんまり新曲はやらなかったのかな。

それにしても1990年代半ばのTHE WILDHEARTSは本当に神で、アルバムはもちろんシングルB面も全部最高という時期があったのですが、そのピークはやっぱり「Suckerpunch」EPだと思うのです。「Red Light Green Light」EPもかなり神度が高いですが。

というわけで「Beautiful Thing You」をリクエストした人、超GJ!

昨日はニューカッスルのおっさん率いるTHE POLICE、明日はゴリラ顔が歌うIRON MAIDENのライヴなので、ニューカッスルのおっさんとゴリラ顔の二人によるステージは過去と未来を繋ぐミッシング・リンクでもありました。

THE NIGHTWATCHMAN @渋谷クアトロ

トム・モレロはパフォーマンスのギターのボディにARM THE HOMELESSと書いたり、ストラトにSOUL POWERと書いたりしていますが、アコースティックにはWHATEVER IT TAKESと書いてあります。

これらの元ネタは、ウディ・ガスリーのギターに書かれたTHIS MACHINE KILLS FASCISTS(実際には紙に書いてボディに貼り付けてある)。

THE NIGHTWATCHMANの音楽性やコンセプトはガスリーからの影響が強く、『ONE MAN REVOLUTION』収録の「Maximum Firepower」の歌詞にもTonight I’ll prove that this machine kills fascists tooという一節があります。

ガスリーは「This Land Is Your Land」を筆頭にアメリカの心を歌ったフォーク・シンガーで、ボブ・ディランやジョー・ストラマー(一時ウディ・メラーを名乗っていたほど)にも影響を与えたことで知られていますが、なにぶん1,000曲以上を書いた人なので、その音楽とキャリアの全貌を知るのは楽ではありません。僕もつまみ聴きしている程度で、もっと掘り下げねばと思いながらもなかなか。

とりあえずガスリーについて知りたい人は、2005年制作のDVD『THIS MACHINE KILLS FASCISTS』が便利です。

本編3時間とちょっと長めなのですが、彼の出生から放浪人生、音楽キャリアから死までを追っています。

ナレーションはWILCOと共にガスリー・カヴァー集『MERMAID AVENUE』『同2』も出しているビリー・ブラッグ。生前のガスリーを知るピート・シーガーも出てきて、相変わらずハリのある歌と演奏も聴かせてくれます。

それにしてもガスリーの人生が暗黒星です。お母さんがハンチントン病(舞踏病)で、姉クララが”事故”で焼死。お父さんもその後”事故”で大火傷を負います。ナレーションではお母さんがハンチントン病の発作でムキーとなって灯油をぶっかけたのではないかとほのめかしていますが、めったなことを言うわけにもいかず、実際のところは謎です。

しかもガスリーの生まれ育ったオクラホマ州オキーマは歴史的なダストボウル(砂嵐)のせいで農業が壊滅。近所の人たちはみんな貧乏になってしまいます。このへんはスタインベックが小説『怒りの葡萄』で書いていて、それを元ネタにブルース・スプリングスティーンが「The Ghost Of Tom Joad」を書いていて、RAGE AGAINST THE MACHNEがその曲をカヴァーしています。

それでガスリーは放浪生活を経てフォーク歌手となるわけですが、奥さんがちょっと家の前でオレンジを買っていた隙に、愛嬢がやっぱり灯油で焼死してしまいます。

打ちひしがれるガスリーは、今度は自分も母親からの遺伝でハンチントン病に冒されていることが判明。精神病院に収監され、1967年に55歳で他界するのでした。

なんだか『WISCONSIN DEATH TRIP』こちらもご参照ください)のエピソードみたいなドゥームな人生ですね。この文章を書いていて、頭の中でEARTHの『THE BEES MADE HONEY IN THE LION’S SKULL』が鳴っています。

ところでハンチントン病の原因は、体内の特定タンパク質”ハンチンチン”の異常によって起こるそうです。

モレロさんに話を戻すと、昨年亡くなったイザベルおばちゃんに捧げる新曲「St. Isabel」の歌詞に「オランダの美術館で落ち木を拾う女の絵を見た」というのがありましたが、オフの時は美術館とか行っているんですね。

あとMCでこう言っていました。

AUDIOSLAVEのスウェーデン・ツアー中、街を歩いていたら、向こうから18歳ぐらいの女の子が二人やってきて、『トム・モレロさんですか?』と訊いてきたんで、『ムフフ、そうだよベイビー』と答えたら、『キャーすごい!クリス・コーネルさんはどこですか?』だってさ。『…きっとホテルで、どうやってバンドを解散させようか画策してるよ』って教えてやった。

スウェーデン=エロという図式は今でも健在なのだなぁ、と。

WWE RAW ROYAL RUMBLE TOUR @日本武道館

WOOOOOO!!

昨日ちゃんと試合に出ていたショーン・マイケルズ、チャーリー・ハース、ヴァル・ヴィーナスが第1試合のバトルロワイヤルで顔見せだけだったので、今日しか来れなかった人はちょいカワイソかも。

晩年の馬場→田上の流れをくむモッサリ赤バンのDHスミスはともかく。 ←デイビーボーイ・スミスの息子ね

RAGE AGAINST THE MACHINE @幕張メッセ国際展示場

RAGEというとネタの域にまで到達したガチガチポリティカルぶりが素晴らしいバンドです。

DVD『THE BATTLE OF MEXICO CITY』ではオフショットで「さあ、市内観光に行こうぜ!」と言って出かけるのがトロツキーの家だったり、ハリウッド映画版『ゴジラ』に新曲「No Shelter」を提供したかと思ったらビデオ・クリップでは

  • 「ムミア・アブ・ジャマルは現在も入獄中。Justice Does Matter」
  • 「広島に落とされた原爆のクレーターはここから」~「ここまで。History Does Matter」
  • 「1年間に米国内で生まれる貧困層の新生児はこのビルを満員にする。Inequality Does Matter」
  • 「(絞首縄の写真)…Justice Matters!」
  • 「メキシコから搾取された土地の面積は米国5州ぶん。Imperialism Matters!」

という、公開時の「ゴジラの身長はここから」~「ここまで。Size Does Matter」というポスター(距離を置いて複数ビルに貼られた)をパロった、スチャラカ映画にそぐなわないキャッチコピーを出してみたり。

時に「It has to start some place, it has to start some time / What better place than here, what better time than now」という歌詞など、あまりにガチガチで青すぎて赤面させられることもありますが、まさに「No Shelter」歌詞にあるとおりthin line between entertainment and warを実践してきたのがRAGEだったわけです。

今回行われた再結成ジャパン・ツアーでもソ連共産党党歌「インターナショナル」テープに乗ってメンバーが登場するという、ガチなのかネタなのか判らないオープニングで、困惑の笑みを浮かべさせてくれました。

でも、こういうアプローチがロックンローラーのイタイ政治ごっこに堕することがないのは、トム・モレロが無茶苦茶頭のいい人だからだと思います。

これまで二度インタビューしたことがありますが、別にハーヴァード大卒だからというわけでなく、訊き手の意図を瞬時に把握して、適切な答えを返してくれる人でした。

THE NIGHTWATCHMAN名義で出した『ONE MAN REVOLUTION』リリース時のインタビューはTONE誌Vol.9で読むことが出来ますが、20分31秒まったく無駄がなく、テープ起こししたらそのまま記事になったというものでした。

ところでこのTONE誌Vol.9はトム・モレロに加えて、当初15分の予定が向こうがノリまくりで2時間になったTHE POLICEのスチュワート・コープランド、ヲタバトルに挑んだJマスシスという、山崎智之のキャリアでベスト・インタビューの部類に入る3本が載っているので、今からでも読んでいただきたいです。

開演前にRADIOHEADの「Creep」が流れ、ガガッとギターが入るところで大歓声が湧いていました。RAGEも僕らも歳をとったのだなと思いました。

ライヴ自体はすごく良かったです。10日にも公演があるので、WITCHCRAFTに行かない人はぜひ行くべきです。