2007-11-30

ツケを踏み倒しました。どうもすみません。

元LYNYRD SKYNYRDのドラマー、アーティマス・パイル。【公式サイト

1977年の飛行機事故でメンバー3人が死亡した際に生き残った彼ですが、1993年に4歳と8歳の女の子に性的いたずらをして保護観察下に。

先日引っ越ししたのにフロリダ州に性犯罪者登録をしなかったので逮捕されてしまいました。

でも逮捕された後にmyspaceにログインしてるし。

ところでARTIMUS PYLEというハードコア・バンドもいますが、人の名前を勝手にバンド名にしちゃうのってアリなのでしょうか。YAPHET KOTTOとかも。

D-WAR: DRAGON WARS

【ネタバレあらすじ】

パトリック・マシアスは日本のオタク情報を海外に発信するジャーナリスト。ある日ロサンゼルスの一部がぶっ壊れて、その映像を見たパトリックは自分が500年前の朝鮮人の生まれ変わりだと古道具屋のおやじ(『ジャッキー・ブラウン』のおっさん)に告げられたことを突然思い出す。それで、当時自分が守っていた姉ちゃんも生まれ変わっていて、肩に龍の刺青があって、良いイムギと悪いイムギ(蛇みたいの)のどっちかがその姉ちゃんと合体すると龍になって世界を我が物に出来ると知る。で、悪いイムギと外人が率いる悪いイムギ軍団がLA襲撃。パトリックと姉ちゃんは逃げまどう。FBI捜査官(『ツインピークス』の犯罪者の人)は「姉ちゃんが死ねば次に悪いイムギ軍団が蘇るのは500年後だ」と姉ちゃんを殺そうとするが、手下のFBIジャブローニに射殺される。でもパトリックと姉ちゃんは逃げるさなか車がひっくり返って悪いイムギ軍団の手に。姉ちゃんを悪いイムギに捧げる儀式を神殿みたいなところでやろうとしたら、良いイムギが乱入。イムギ同士のバトル。姉ちゃんは良いイムギの方と合体して龍となり、悪いイムギを倒す。パトリックはいてもいなくても良かったわけだが姉ちゃんが「これでよかったのよ」と言って龍は天に上っていく。そして「アリラン」に乗ってエンディング。

  • 良いところ:悪いイムギ率いる怪獣軍団がLAを破壊する。
  • 悪いところ:人間が出てくるところ全部。

韓流怪獣映画超大作。『トランスフォーマー』が重厚ドラマに思えてくるほどのウンチストーリーですが、人間部分をすっ飛ばして見るとかなり楽しめますよ。

もう何年も前、初めて予告編を見たときは胸が熱くなったものです。

JESU / ZOMBI / mudy on the 昨晩 @EXTREME THE DOJO Vol.19 大阪心斎橋クラブクアトロ

東京公演の25日はELECTRIC WIZARDを見に行ってしまったのですが、どうしてもJESUを見たかったので大阪まで密航しました。

どこまでも持っていかれる凄いライヴで、行った価値がありました。

ZOMBIはmyspaceで「影響を受けた音楽」にあえてGOBLINを挙げずにCHERRY FIVEを挙げているのがイヤラシイです。

本家のクラウディオ・シモネッティはGOBLINの曲をステージで演奏するにあたってDAEMONIAでメタル的なアプローチをとりましたが、ZOMBIはGOBLINまんまのサウンドを現代アップデートしながら、キーボードとドラムスが呼応して盛り上がっていくスタイルでプレイしていたのが面白かったです。

( ´ー`)ピャウ

MENTORSのDr. Heathen Scumが大統領出馬表明。当選したらCHURCH OF EL DUCEを国教にするそうです。インタビューするのは久々登場世界最重要パンク・ロッカーKill Allen Wrench。この人たち人生楽しそうでいいなあ。

THE HEADS & THE BIG NATURALS: RITUALS Volume Two

THE HEADSとTHE BIG NATURALSのジャムCD第2弾が出ました。今回も黒CD-Rで、限定100枚。

全編アシッドなスペース・ジャムですが、ヘヴィ・ロックな腰があります。

ジャケ写真はVol.1と同じ。Vol.1が紫だったのに対し、今回は赤。

ところでTHE HEADS(尺八)もTHE BIG NATURALS(自然巨乳)もエロなバンド名なのですね。

2007-11-26

BorisのTakeshiさんにサインしてもらいました。5月の川崎クラブチッタにて。

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今週の金曜日(30日)は新宿ロフトでNaht / Borisのライヴですよ。

MERZBOWとのライヴ盤『ROCK DREAM』で年内リリースは打ち止めだそうで、年末年始はじっくり彼らが今年出した作品の数々をこたつでみかんを食べながら聴き返してみるつもりです。

ELECTRIC WIZARD / CHURCH OF MISERY / DEAD PAN SPEAKERS @新大久保アースダム

骨がきしんで耳鳴りがするけどしあわせ

後ろから押されまくって、最前列の前にある柵がちょうど膀胱の高さにあるのでELECTRIC WIZARD最後はしっこがしたかったです。でもトイレ行ける状況じゃないし。

2007-11-25

11月27日発売のTONE誌にはハルク・ホーガンと娘ブルックのインタビュー記事が掲載されています。

影響を受けたベーシスト、フレッド・ブラッシーの音楽性、『グレムリン2』、全日本プロレス移籍計画、IWGP決勝の猪木KOなどについてホーガンが語っています。

このインタビューを行ったのは実は5月なのですが、それから息子の人身事故、離婚と、ホーガン家は風雲急を告げていますね。

ELECTRIC WIZARD / SONIC FLOWER / ETERNAL ELYSIUM @新大久保アースダム

ライヴ後の混沌の中、バックステージでジャス・オボーンとリズ・バッキンガムに取材しました。

CZAR: CZAR

1970年発表のブリティッシュ・ロック幻の名盤CZARの『CZAR』エクスパンデッド・エディションが発売されました。

ハードなギター・リフとドラマチックな曲展開、叙情メロトロンとオルガンの調べとヴォーカル・ハーモニーで魅了、それでいて怪しげなアンダーグラウンド臭まで漂って好き者心をかき立てます。

これまでも針起こしリプロ盤・Akarma盤とCD化されてきたアルバムですが、今回はシングルAB面、デモ、アウトテイクを8曲収録した拡大版で、特にアセテート盤のみが作られていたインスト「Ritual Fire Dance」が美味。

CDブックレットも写真満載でライナーノーツも充実していて、Sunbeam Records、実に良い仕事をしています。

CZARの公式サイトなんていうのもあるんですね。

PITA: GET OUT

ピーター・レーバーグことPITAの『GET OUT』、聴いたことがなくて臍の緒を噛んでいたのですが、香港の業者が普通の中古価格で売っていたので、無事入手することが出来ました。

GEMMとかNetsoundsとかEbayとかだけでなく、ぐぐってみることも重要だなと。

インターネットを使うと欲しいものを世界中から取り寄せることが出来るけど、そのぶんお金がかかって大変ですわ(ρ_;)

このアルバム、特に3曲目が哀メロと電子雑音のクロスオーバーで素晴らしいです。大音量の中、むせび泣きました。買って大正解。

LOU REED METAL MACHINE MUSIC PERFORMED BY ZEITKRATZER LIVE

ルー・リードの『METAL MACHINE MUSIC』をドイツのノイズ室内楽団ZEITKRATZERが2002年3月17日、ベルリンでライヴ演奏した音源と映像を収録したCD/DVDを購入しました。今年9月に発売されたみたいです。

ZEITKRATZERはメルツバウとか灰野敬二とかジム・オルークとかとも共演している楽団(バイオリンとかチェロとかトランペットとかサックスとか)で、本作でも第三楽章で登場するルー・リードの轟音ノイズ・ギターとコラボしていて、超かっこいいです。

DVDにはルー・リードのインタビューも入っていて、『METAL MACHINE MUSIC』の続編を2003年の『THE RAVEN』の「Fire Music」という曲でやってるんだよんと言っているので、そんな曲あったっけ?と思って聴き返してみたら、入っていません。

普及盤でなく限定2枚組にしか入っていないそうです。

一応アマゾンで試聴できるし、売り切れだけど外部業者から買えるので、今更ながら押さえておきました。

ところで『THE RAVEN』はエドガー・アラン・ポーねたのアルバムな訳ですが、プロデューサーのハル・ウィルナーは1997年にもいろんな人がポーの詩を朗読するポエトリー・リーディング・アルバム『CLOSED ON ACCOUNT OF RABIES』をプロデュースしていますね。

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ジェフ・バックリーとかDr.ジョンとかイギー・ポップとかマリアンヌ・フェイスフルとかディアマンダ・ガラスとかデボラ・ハリーとかクリトファー・ウォーケンとかガブリエル・バーンとか、濃いメンツが朗読していて凄く良いアルバムです。英語が判らなくても、雰囲気だけでかなり楽しめます。

そういやポーの詩に「The Conqueror Worm」というのがありますが、映画『ウィッチファインダー・ジェネラル』のアメリカ公開タイトルが『Edgar Allan Poe’s Conqueror Worm』で、最初と最後にポーの詩を入れていました。音楽スコアも差し替えられています。

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CATHEDRALやSAXONが曲を捧げているし、同名のNWOBHMバンドも重要なので、ぜひ映画も見ておきましょう。

WITCHFINDER GENERALのシングル&ライヴ音源集『BURIED ONGST THE RUINS』、遂に出たようですね。聴かねば!

ハード・ロック・トレジャーズ

世界中のハードロック・カフェで展示されているギターとかステージ衣装とかを調達するおっさんドン・バーンスティンの冒険をとらえたDVD『ハード・ロック・トレジャーズ』が12月21日に発売になります。今アマゾンで買うと26%引きです。

公式サイトに出演アーティストが掲載されていますが、トニー・アイオミがBLACK SABBATH最初の4枚で弾いたSGを紹介したり、VELVET REVOLVERのマット・ソーラムがなんだか痩せていたり、ダイムバッグ・ダレルがえらくはしゃいでいたり、わんさかメタル界のスターが登場します。

日本盤DVDのみバーンスティンへのインタビューを含むブックレット付き。インタビューはこないだ僕がやらせてもらいましたが、DVDに出演拒否した超有名ギタリストとその理由、豪邸取材まで実現しながらボツとなった別の超有名ギタリストとその理由なども載せています。

このおっさんに取材した時「最近良いバンドいる?」と訊かれたので思い切りSUNN O)))をプッシュしておきました。「CDを聴いてみるよ!」と言っていましたが、果たしてハードロック・カフェにSUNN O)))のギターが展示される日は来るでしょうか。

Theme Time Radio Hour Series 2 Episode 8: Smoking

11月14日放送のボブ・ディランのラジオ番組『Theme Time Radio Hour』のお題は”Smoking”。

「今日はcontroversialなネタです」と言うからマリファナのことばっか話すのかと思ったら、「レストランやボーリング場など公共の場所で吸えない…」とのことで、今では普通の喫煙自体がcontroversialなのですね。

もちろんマリファナの話題も出していましたが。

Reverend J.M. Gatesの説教というか歌というか「Smoking Woman On The Street」がすごい迫力でした。

Documentから全音源集が出ているけど8枚もあるので、まずベスト盤CDを押さえてみました。

このラジオ番組、1エピソード聴くたびに必ず1枚はCDを買っている気がします。

あとラストで咳き込んでいるのはBLACK SABBATH 「Sweet Leaf」イントロですね。