2006-09-30

仕事しながらtorrentフル回転なわけですが、最近dimeadozenが凄いですよ。

TYGERS OF PAN TANGが『THE CAGE』に続いて作ったけどボツになったアルバムとか、ALCATRAZZのスティーヴ・ヴァイ参加後初ライヴとか(ブーイングが凄い)、BLACKMORE’S NIGHTがグラナダでキャンディス・ナイトが病欠したためホテルの広間でやったライヴとか(その場にいた日本人は何者?)、MENDES PREY、GEDDES AXE、FIST、DARK STARのライヴとか。

しまいにはベルギーメタル特集で、ACIDとKILLERのライヴがウPされています。

ところで元ACIDのKateのウェブサイト。

今日のつばくれ事案

なんだよ「つばくれ事案」って

<子ども見守り情報> 06/09/25認知情報

24日(日)1:午後3時30分頃、今川1丁目付近で。2:午後4時頃、上井草3丁目付近において、児童に対する「つばくれ」事案が発生しました。男は、年齢50歳位、白髪まじりで長め、黒っぽい自転車に乗り、児童らにフィルムケースを出し、「つばをくれ」と声をかけています。子どもさんには、くれぐれも「防犯ブザー」の使用方法、「いかのおすし」を機会あるごとに指導してください。(注)返信メールは、受け付けておりません。<杉並区危機管理対策課>

The Sickness: Corpsemonger b/w Regurgatation

(Stinky Bike Records / 1981)

7″シングルはあんまり山積みにしておくと変な形に曲がってしまうので部屋の片隅にある7″を片付けていたら、このシングルがありました。

最初THE SICKNESSって誰だっけ?と首を傾げたのですが、よくよく考えるとUPSIDEDOWN CROSSで知られ、ANAL CUNTのセスとANGRY HATEを結成したラリー・ライフレス(SLOTHとも交流あり)の最初のバンドではないですか!

聴いてみたら、ハードコアの回転数を落としてゆるゆるにした脱力曲で、なんかショボかったです。いやまあ判っちゃいたのですが。

で、ネットで検索したらラリーの参加ディスコグラフィーというのがあったので、資料としてコピペしておきます。

  • The Sickness – “Corpsemonger” b/w “Regurgation” 7″
  • Kilslug – “Warlocks, Witches, Demons” 7″
  • Kilslug – “Necktie Party” 7″
  • Kilslug – “A Curse” CS
  • Kilslug – “Answer The Call” LP
  • Kilslug – Live Radio Show WJLU (unreleased)
  • Upsidedown Cross – “Upsidedown Cross” LP
  • Upsidedown Cross – “Evilution” Cd
  • Upsidedown Cross – “Witchcraft” 10″
  • Upsidedown Cross/Sloth – split 7″
  • Angry Hate/Sloth – Split 7″
  • Angry Hate/Sloth – Split 12″
  • Angry Hate – “Bad Moon” 7″ (unreleased)
  • Various: 13 Bands That Think You’re Gay (Kilslug track)
  • Adolf Satan: “Adolf Satan” Cd

ADOLF SATANのアルバムは2005年初めに出た筈ですが、その後に活動はよく判りません。てゆうかまじめにバンド名考えろよ!

今日のさわってみろ

子ども見守り情報 06/09/19認知情報

本日、午後3時20分頃、高円寺北において、ピンク色の自転車に乗った不審な男(40歳位、身長170cm、長髪、白黒のTシャツ、黒色ズボン)が、一人で下校途中の女子児童に対して、自転車に乗ったまま下半身を露出し、「さわってみろ」と声をかける事案が発生しました。子どもさんには、すぐに110番通報や、「防犯ブザー」の使用方法、「いかのおすし」を機会あるごとに指導してください。(注)返信メールは、受け付けておりません。<杉並区危機管理対策課>

自転車に乗ったままちんこ出すなんて器用な奴だな

プロフェシー

『オーメン』の原作者デヴィッド・セルツァーが書いた『プロフェシー』といえば「かぶっても濡れない液体ってなんだ?」というなぞなぞが忘れられませんが、日本未DVD化なんですね。

最近『プロフェシー』という映画が公開されて、リメイクブームもここまで来たか!と思ったのですが、あっちは原題が『THE MOTHMAN PROPHECIES』で、リチャード・ギアが奇形くまさんと戦ったりはしないようです。また、モスマンだからといって太陽ケアは出てきません。

『THE SENTINEL』という映画の予告編がApple Movie Trailersにあったので、奇形の人がいっぱい出てくるのかと思ってわくわくしながら見たのですが、なんだか違う映画でしたよ。リメイクではなくて、邦題『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』というのだそうです。なんだよそれ。

で、話を『プロフェシー』に戻すと、IMDBで検索したら、ジョニー・ティムコという俳優が出ていました。しかもこのティムコ、『ときめきサイエンス』にも出ていて、”ウィーニーズ”の一員の役なのだとか(えらく昔に見たけど全然おぼえてない)。

ティムコでweenie!これは何かの啓示でしょうか。

HAWKWIND: SONIC ATTACK

ホークウィンドの『SONIC ATTACK』といえば1981年という微妙な時期のアルバムでジャケもかっこ悪いし、あまり語られることもない作品なのですが、「Sonic Attack」とか「Angel Of Death」とか良い曲が入っているし、やっぱり聴いておきたい一枚なのですよ。

本作はRCA移籍第一弾・ジンジャー・ベイカー離脱後第一弾という、これまた微妙な時期のリリースというせいもあってか、CDは1996年にEmergency Broadcast SystemsとGriffinから出たっきり廃盤で、プレミア盤となっていました(特にEBS盤はボーナストラック入りなのでちょい高)。

LPはそこいらの中古盤屋で普通に買えるし、まあいずれRock Feverあたりが再発するんじゃないかと思ってCDは放置していたのですが、たまに使っているイギリスの業者Freak EmporiumでEBS盤が売られていました。

再発されたのか、それともデッドストックなのか判りませんが、ホークウィンドファンでCDを押さえていない人はぜひ。

オーメン666

すっかり周回遅れですが『オーメン666』を見ました。つうか『オーメン666』って邦題だってこと今知りましたよ。

みんなが言うほどひどくもないけど、見るんならオリジナルを見たほうが100兆倍いいと思います。

新しいほうは父親とブン屋がイタリアとイスラエルまでダミアンのルーツ探しに行くという珍道中エピソード付きで、『ハンニバル』の殺人豚の人みたいな変な顔の人も出てくるのは、ちょいお得感があります。

ローズマリーさんがエイドリアンを産んだ後、こういう形で再就職したというのに少し感慨をおぼえないでもなかったです。

最後にちょびっと「オーメンのうた」こと「アヴェ・サタニ」が出てきました。

ちなみにこの歌詞は

Sanguis Bibimus / Corpus Edimus / Tolle Corpus Satani!

Ave! Ave Versus Christus! Ave Satani!

というもので、「オーメン!ダミアン!」ではありませんよ。

11月に出るDVDボックス『オーメン コンプリート・コレクション』は今アマゾンで買うと7,499円。オーメン・サーガ全5作入ってこの値段は安いと思います。そのうち2本が『オーメン3』『オーメン4』であることを差し引いても。

ところで「猿がゴッドサイダーで犬がデビルサイダー」という設定は聖書とかに載ってるんでしょうか?

THRASH DOMINATION 06 @川崎クラブチッタ

DEATH ANGEL / SODOM / ONSLAUGHT / DRAGONLORD

VENOMは出ませんでした。

お知らせ

9/16.17にクラブチッタで予定されておりますスラッシュ・ドミネーション06に出演予定のヴェノム(VENOM)は、

ベーシスト/ボーカリスト、クロノス(Cronos)の重度の感染性の肺炎のため、急遽来日がキャンセルとなりました。

なお、スラッシュ・ドミネーションはDEATH ANGEL、SODOM、ONSLAUGHT、DRAGONLORDの 4バンドで

当初より演奏時間を延長して(DEATH ANGEL/70分、SODOM/70分)、すべて予定通り行います。

ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA紙ジャケ再発

『電車男』でおなじみのELOの紙ジャケCD再発シリーズ第一弾4タイトルが発売されました。

…と書いてみたけど、これからいつまでELOは”『電車男』でおなじみの~”という十字架を背負わねばならないのでしょうか。

“『ブギーナイツ』でおなじみの~”というのもアレですが。

ちなみに写真は『第三世界の曙』です。たしか20年ぐらい前、文京区立小石川図書館でLPを借りて聴いたのが最初だった記憶がありますが、このタイトルとこのジャケ、しかもストリングス多用ということで、壮大なプログレかと思ったら、ビートルズパクリみたいな曲が多くて驚きました。

サウンド・オブ・サンダー

…なにこれ( ´・ω・`)

今更ですが『サウンド・オブ・サンダー』を見ました。

ひと昔前のゲーム以下のCG、非科学的すぎる子供騙しのストーリーと来て、とどめに試写会に亀田兄弟が登場

作っている途中で資金が尽きたとかロケ地のプラハが洪水になったとかいろいろ大変だったそうですが、だったらやめりゃよかったのに。

ヒヒ恐竜だけちょっと可愛かったです。

NOOTHGRUSH: ERODE THE PERSON

アメリカの地獄系スラッジコア・バンド、NOOTHGRUSHのディスコグラフィーCD第二弾『ERODE THE PERSON』が遂に出ました。

バンドが解散したのが2001年春で、そのちょい後に第一弾『FAILING EARLY, FAILING OFTEN』がSlap-a-Hamから出たので、約5年ぶりです。

当初Blackmetal.comが出すと告知されて、それからSouthern Lordが出すはずだったのが立ち消えになっていましたが、結局スペインのThrone Recordsから出ることに。えらい!

日本人ドラマーのヌカガ・チヨが在籍していたこと、『スター・ウォーズ』ヲタでやたらと「Jundland Wastes」「Dianoga」「Sith」などという曲を書いていたことで知られる彼らですが、本作はWELLINGTONとのスプリット、CAROL ANNとのスプリット、CORRUPTEDとのスプリット、GASPとのスプリット、SUPPRESSIONとのスプリットになるはずだった未発表音源、1999年ツアーで販売されたCDの音源に未発表曲を加えた構成。

『FAILING EARLY~』よりさらに地獄度アップした内容で、「Draize」「Erode The Person」は10分オーバーの殺戮スラッジです。

シングルでちまちま聴くより、CDで一気聴きすることによって殺傷力がさらに高まります。おすすめ。

ちなみにThrone RecordsはMONARCHやMOHOなどの新作を出すのに加え、CATHEDRAL、GRIEF、CORRUPTEDなどのアナログ再発を行っている要注目レーベルですよ。MONARCHの新作『SPEAK OF THE SEA』もほどよく地獄していて良いです。

Delinquent Daughters

『20 CULT CLASSICS ON DVD』収録の一本です。1944年公開。   IMDB

よい子わるい子パーの子という仲良し女の子三人組がいます。

よい子にはよい彼氏が出来て、わるい子にはわるいギャングの彼氏が出来ます。

よい子とよい彼氏はまだセックスもしてないうちから結婚の約束をして、「マーサ・ワシントンが結婚したとき、まだ15歳だった。でも夫は大統領にまでなったんだ」などと言っています。

わるい子とわるいギャングの彼氏はわるいことをして警察に追いかけられて、車ごと崖の底に転落します。

よい子とよい彼氏は警察に「コーマンほじるのは大人になってからだぞ」と説諭されてめでたしめでたし。

たぶん『20 CULT CLASSICS ON DVD』の中でいちばんつまらなさそうな作品でした。