『メタル/ヘッドバンガーズ・ジャーニー』

詳細は公式サイトを見てくださいな。

監督のサム・ダンはちゃんとメタル・ファンだし、”わかってる”映画で、アカデミックにメタル音楽・メタル文化に迫っています。

メタル初心者でも大丈夫だし、マニヤでも楽しめる内容なので、映画館に行く価値はあると思います。

PMRC公聴会(ディー・スナイダー出席)とかジューダス・プリーストを聴いて自殺した裁判とかノルウェーの教会放火とかの映像もあって、むしろDVDで一家に一枚置いておきたいです。

でも「メタルが毛嫌いされるのは、人間が見たくない・見せたくない真の姿を表現しているから」っていう結論があまりに陳腐。

プヲタは「プロレスが毛嫌いされるのは(ry」、釣崎清隆の写真集とか買ってる人は「死体写真が毛嫌いされるのは(ry」とか、百万回ぐらい聞いた気がします。

あとメタヲタゆえにかメタルを理想化しすぎ。

「メタル・ファンには他の音楽ファンにない絆がある」と言ってるけど、試写室に行ったら某音楽雑誌編集者(無能)が僕と目を合わさないようにしてあっちを向いてるし、なかよしこよしではないですよ。

映画を見た後、高橋バカヨシキ所長夫妻とジンギスカンを食べました。

2006-04-26

イル・ディーヴォに夢中です。

4人のイケメン達が泣き笑いと射精の瞬間みたいな表情をしながらオペラチックに熱唱する姿に魅せられて、連日CDとDVDでその勇姿に惚れ惚れしています。

おすすめはDVD『アンコールDVD』。揃いの黒スーツに胸をはだけ、スペインの遺跡で歌ったりインタビューに応じたりします。

音楽的にはちゃんとしているどころか超実力派で、全米全英チャートでナンバー1を獲得、ワールドカップのハーフタイムでも歌うことが決定しているそうなので、珍顔ネタグループとして扱うのはいけない気もしますが、まあいいや。

公式サイトのギャラリーで彼らのイケメンぶりに酔いしれて下さい。

f:id:yamazaki666:20060428201508j:imageカルロス(スペイン人)。ちょい不良(ワル)な濃厚フェイスがセクシー。

f:id:yamazaki666:20060428201543j:imageウルス(スイス人)。ウルトラマンとてらさわホークのクロスオーバー。耳が尖っているのでバルカン人かエルフ族かも。

f:id:yamazaki666:20060428202011j:imageデヴィッド(アメリカ人)。鼻の穴のせいでケヴィン・ベーコン似とも言われる。

f:id:yamazaki666:20060428202339j:imageセバスチャン(フランス人)。一番キャラが立っていない。

↓画像検索したら出てきた。誰でも思いつくネタ。もうひとヒネリ欲しかった。

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LEAF HOUND「Freelance Fiend b/w Too Many Rock’n’Roll Times」

(Rise Above RISE7/68)

1971年に発表されたブリティッシュ・ハード・ロックの隠れた名盤『GROWERS OF MUSHROOM』で知られるLEAF HOUNDの再結成7″。CATHDRALのリー・ドリアン率いる『Rise Above』レーベルからの限定500枚リリースです。

2005年9月21日、ロンドンのBorderlineで収録されたライヴ2曲を収録しています。

A面は『GROWERS OF MUSHROOM』収録曲で、演奏自体はもっさりした印象がありますが、観客は盛り上がっています。

B面の新曲は去年出た『GROWERS OF MUSHROOM』再発デジパックCDに新録スタジオ・ヴァージョンがボーナス曲として収録されていました。CREAMの「クロスロード」の劣化ヴァージョンといった感じ。

伝説のバンドの復活を告げるには正直肩すかしですが、まあそんな煮え切らない部分も彼らの魅力だったりします。で、再結成アルバムも作るそうです。うーーーむ。

なお再結成後初のライヴは2004年10月10日、Camden UnderworldでNAZARETHの前座だったそうです。

THE MAGGOTS『Nobody Loves The Hulk b/w Take It Off』

(Bootleg Booze BOOZE021)

スウェーデン出身のガレージ臭いパンク・バンドの、RAWK界では注目株のBootleg Booze Recordsからの7″です。

買ってしばらく放置していたのを聴いてみて、「誰もハルクなんて愛してない~♪、君と僕以外は~♪」という哀メロに思わずプッと来てしまいました。

誰にも愛されないハルクの孤独を想うと悲しくなる歌です。

B面はTHE GENTEELSの1962年の曲のカヴァーで、「ピーター・ガン」みたいなインストに合わせて「脱げ!」と歌うストリップ讃歌でした。

全部で500枚プレスの緑盤で、右上は75枚オンリーのシングルズ・クラブ・ヴァージョンです。

通常盤はこれ↓。

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わざわざ通販するほどのものではないけれど、中古盤店で見つけたら押さえる価値はあります。

アマゾンアフィリエイト報告

うちのサイトではアマゾンのアフィリエイト(アマゾンではアソシエイトというらしいけど)をやっていて、うちのサイトからクリックしてアマゾンに行った人が何かを買ってくださると、僕の懐にいくばくか(CD一枚で数十円)入るようになっています。

皆様のおかげで毎四半期ごとに何枚かCDをタダでもらえるわけです。有り難うございます。

サイトに反映させていきたいと考えています。

払いはギフト券なので、結局アマゾンでCDとか本とかDVDを買うことになって、大企業がさらに儲けるという仕組みになっているのですが、2006年1月~3月に本サイト経由で売れたCDのランキングを発表します:

凄すぎの内容、しかも日本盤はCD+DVDという豪華仕様なので、当然といえば当然の結果ですね。

歴史的名盤、しかも安いということもあり、やはり納得の結果。

2005年を代表する暗黒地獄ドゥーム作品なので、やはり納得。

新作ではないけれど、内容については文句なしです。

やはり根強いファンがいるのですね。意外な内容も聴きこめば気持ち良いです。

神盤。

かっこいいです。

あとは1枚とか2枚とかです。

これからもアフィリエイト乞食にならない範囲で頑張りますので、応援お願いします。

2006-04-22

イタリアのドゥーム通販業者Doomymoodが「3枚買ったら送料ゼロ」キャンペーンをやっています。

Black Widow物のアナログ盤とかもあるので、この機会に如何でしょうか。

PAGAN ALTAR『JUDGEMENT OF THE DEAD』ブックレット+ポストカード付き赤盤もまだありますよ。

http://www.doomymood.com/eng/InformazioniDettaglio.asp?CodInfo=E70C008C-C83E-4C30-929D-3E425EF1E33C

追記:

僕がアナログ盤を何枚も注文したら「お願いだから送料を一部負担してくれ」と泣きついてきました。

送料無料キャンペーン、あっさり撤回しちゃったみたいです。(^д^)ハハハ

2006-04-21

USAISAMONSTERがジャパン・ツアー真っ最中ですよ。

24日(月)渋谷O-NEST公演にはDMBQ、RUINS-alone、中原昌也も出演。

ぜひ行きましょう。

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マイケル・シェンカー・グループの1981年1月24年ハンブルク公演を収録した『Rockpalast』TVライヴがdimeadozenに上がっています。

1stの頃、バンドが一番良かった時期の演奏で、シェンカーのギターは鬼気迫るものだし(しかも当時の海外TV番組にしては珍しく、ソロになるとちゃんと指先を映し出す)コージー・パウエルのドラムスも超弩級。ゲイリー・バーデンのヴォーカルも好調です。

変な画像処理を施さずにライヴの凄さを充実に収めていて、『Rockpalast Classics』として近年再放送されたものなので画質も良好。

4.5GBぐらいあるのでダウンロードに時間がかかりますが、控えめに言って必見です。お薦め×100億。

http://www.dimeadozen.org/torrents-details.php?id=91567

VARIOUS ARTISTS『THE STUFF THAT DREAMS ARE MADE OF』

昨日買った”幻のブルース・コンピレーション”CD『サン・ハウス 幻のSP盤音源発見!(仮題)』を聴きました。

1920~30年代ブルースのとにかく地獄のようにレアなSP(世界に一、二枚しか存在が確認されていないものが大半)の音源を集めた二枚組です。

邦題はそのまんまサン・ハウスの幻の音源をウリにしていますが、トミー・ジョンソン、スリーピー・ジョン・エステス、メンフィス・ミニーなど知名度のあるブルースメンの死ぬほど超絶レアなトラックも収録しています。

まあ僕の場合、彼らの既発全音源を押さえているわけでもないので(というか聴いてないのもいっぱいある)、このコンピレーションの真の重要性は判らないのですが、戦前ブルースとフィドル・バンドのコンピレーションとして楽しく聴くことが出来ました。

かなりボロボロのSPからも盤起こししているそうですが、うまく音源を修復していて、聴き苦しいことはありません。

各音源のレコーディング・データやカタログ番号が欠けているのはマイナスかも知れないけど、どうせ本物のSPを手にすることはないだろうしなあ。

音源のレア度もさながら、そんなレア盤を血眼になって追い求めるコレクターの気違いぶりをCDのコンセプトにしていて、ロバート・クラムによる表ジャケットとブックレット内の漫画、そして監修のリチャード・ネヴィンズによるライナーノーツがコレクターの心情を面白おかしく描写しています。

コレクターのアホぶりを描いたライナーノーツは『ビニール・ジャンキーズ』の新章といってもおかしくない内容でした。

クラムはその『ビニール・ジャンキーズ』でも書かれているとおり、黒人居住区の家を一軒一軒「すみません、要らないレコードがあったら売って下さい」と回った(canvassingというらしい)という強者なので、本作ジャケを描くにはこれ以上ない適任者。

“究極のコレクター”として、荒木 飛呂彦+鬼窪 浩久の『変人偏屈列伝』にも出てくるコリヤー兄弟が挙げられているのも面白かったです。

自分はブルースのマニアじゃないから…と尻ごみしてしまう人もいそうですが、本作を出発点として、本格的にブルースの魔界に足を踏み込んでいっても良いと思います。

DEEP SWITCH『NINE INCHES OF GOD』【メモ】

幻のNWOBHMバンドDEEP SWITCHのアルバム『NINE INCHES OF GOD』全曲がここで聴けます。

最近イタリアBlack Widow Recordsからアナログ再発されましたが、まあ聴いてみると”幻の~”というほどのものでもなく、アングラ臭のただよういかにものBlack Widowクオリティだな、と思いました。

そのへんがお好きな方にはたまらないわけですが。

realaudioで音は悪いですが、まずは試聴してから、あるいはまったく買う気がない人はぜひ。

CDは自主盤だけどアマゾンでも売っていますね。

僕は通販でアナログ盤買っちゃいましたよ。(^д^)ハハハ

ハートに染みた海外アジア人のひとこと【メモ】

これって芸術だと思わない?

アムステルダム国立美術館で、レンブラント『夜警』を前にして日本人男性が連れの女性に。

ヨーロッパ有数の美術館の最大の目玉である作品を前にして、それが芸術であることを声高に主張する男性にしびれました。

『冷静と情熱のあいだ』みたいだね!

フィレンツェのドゥオーモ(聖母教会)のクーポラ内の上り階段で、背後数メートルにいる日本人男性が連れの日本人数人に。

彼の姿は見えませんでしたが、頭の中で『シャイニング』のカンカンカンカンという音が鳴り響き、恐怖におののいて全力疾走でクーポラのてっぺんまで駆け上がりました。

なお辻仁成はブリュッセルを舞台にした小説も書いていて、ペラペラ立ち読みしたら「アンリはジャンヌマリーとセックルしてゴディヴァのチョコを食べた」みたいな話でした。

BEST OF THE BEST!

ロンドンの韓国料理屋で、石焼きビビンバを前にした韓国人男性が連れの白人女性に勢いよく。

頼んだ石焼きビビンバが運ばれてきたというだけでガッツポーズ&脱糞しながら断言する男に、思い切りつまらなそうな表情をした女。

二人のドラマはその後どのような展開を迎えたのでしょうか。

THE OBSESSED『LUNAR WOMB』

スコット”ワイノ”ワインリック率いるオールドスクール・ドゥーム・メタル最高峰バンドのひとつ、ジ・オブセスドによる超名盤、MeteorCityからのリマスター再発盤が出ました!

うおおおっ!

内容はこちらで紹介していますが、何度聴いても鳥肌が立つ神盤です。

ゴヤのジャケがトリミングされ、なんだか黒くて汚くなってしまいましたが、音の奥行きが増して、さらにド迫力のドゥーム・サウンドに浸ることが出来ます。

CDブックレットに当時のバンド・フォトとライナーノーツが加えられたのもグッドジョブ。

ボーナス・トラックはないし、既に持っている人が新たに買い直すほどではないけれど、未聴のドゥーム者は聴かないと死んでしまいます。

もちろん聴いても悶死!

久々に登場!あなたのツバをちょうだい変質者

2005年12月14日以来の登場です。

<子ども見守り情報> 06/04/17認知情報

4月15日(土)午後1時30分頃、善福寺1丁目の女子大道り上で、不審者(茶色の髪、黒又は灰色の服を着用、自転車に乗った男)が児童に「あなたのツバをちょうだい」と声をかけた事案が発生しました。児童は逃げ出したため、被害はありませんでした。不審な男を見かけましたら、110番通報をお願いします。<杉並区危機管理対策課>

2006-04-17

マイク・パットンが過去6年かけて創りあげたプロジェクト・アルバム『PEEPING TOM』、遂に5月31日日本発売です。

パットンがMASSIVE ATTACK、ノラ・ジョーンズ、クール・キース、ダン・ジ・オートメイター、THE ROOTSのラーゼルらを向こうに回して歌うアルバムですが、ここ近年の作品と較べると格段に我々の知る”ロック”や”ヒップホップ”に近いアプローチを取っています。

発狂やフリークアウトは皆無で、メロディのくっきりしたヴォーカルは、FAITH NO MORE時代を思わせる箇所もあったりします。

ただ、だからといって聴きやすいかというとそうではなく、我々の知る”ロック”や”ヒップホップ”に近いがゆえに違和感が広がる音楽性になっていて、むしろ聴きにくい作品です。

どこまで本気でどこまでネタなのか判らない得体の知れなさは、コモドアーズの「イージー」をカヴァーした時のことを思い出したりもしました。

もっとも、パットン・ファンはそんな違和感や所在のなさに快楽をおぼえるものなので、全然アリです。

良いのか?良くないのか?という単純な二元論ではなく、複雑な表情で何度でも聴きたい作品でした。

MASSIVE ATTACKとの共演「Kill The DJ」は両者が譲らずお互いの個性をアピールしている点で、タイプ的にはMASSIVE withトレイシー・ソーンの「Protection」に近いです。曲調はまったく異なりますが。

ノラ・ジョーンズとのデュエット「Sucker」ではノラがビッチな歌声を聴かせています。バルトークの「Music For Strings, Percussion and Celesta」がサンプリングされて使われています。たぶん映画『シャイニング』サントラと同じ、カラヤン指揮のベルリン・フィル版。

INDIAN『THE UNQUIET SKY』

インディアンという微妙なバンド名、イバラの冠のヒヒを描いたジャケを見て購入して、しばらく放置していたこのCDですが、聴いてみたら凄く良いですよ!

シカゴ出身のトリオで、EYEHATEGODやGRIEFを思わせる憎悪ぶちまけスロー・スラッジ・ドゥームをプレイしながらも、アンビエントなノイズも加えることで、前後左右身動きの取れない泥沼サウンドを創りあげています。

アートワークも下手なわけではなく、その病んだ世界観を表現するための手法のようです。

アマゾンとかには置いてないっぽいですが、新品で押さえる価値が十分ありです。

京都アビスには在庫あるみたいです。

なおINDIANは本アルバムの前に7″「GODSLAVE」も出しています。

2006-04-15

掲示板にも話題に出ましたが、WITCHのファースト・アルバム『WITCH』が素晴らしいです。

Jマスキスがドラムスを担当しているバンドで、ブラック・サバスをユルくしたようなヘヴィ・サイケ・ドゥーム・サウンドが全身を弛緩させてくれます。

レトロ感とサイケ感はDEAD MEADOWに近いですが、もっとヘヴィです。

なお、7″シングル「Soul Of Fire b/w Rip Van WInkle」(Damaged Goods / TeePee damgood 259)も出ています。

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A面はアルバムから、B面は別テイクのearly versionです。

別テイクといってもアレンジ自体はさほど変わらず、ただダルさ・やる気のなさは上。

ジャケもそんなに面白くないし、7″は買わなくてもいいと思います。