読書の秋

”日本SFの父”海野十三の『赤外線男 他6編』を読みました。

昭和2年から8年までに書かれた初期短編集で、名探偵・帆村荘六*1が登場。

21世紀に読むとややアレな箇所もある空想科学探偵小説集ですが、中でも出色なのが「盗まれた脳髄」。

悪の科学者が他人の脳内の知識を盗んでしまう機械を発明し、よその科学者たちの知識を盗みまくります。

で、盗んだ知識をストレージしておく媒体が必要であると。

日本人だと脳に知識が詰まりすぎているのでストレージ出来ないけれど、頭がからっぽのアフリカ黒人なら空きがたくさんある。

それで悪の科学者の邸宅ではアフリカ黒人が数多く雇われている…というストーリーでした。

その黒人に話しかると、

「アナタ、タレ、アリマシュカ」

「ヨージ、ナニ、アリマシュカ」

とか答えます。

しかも最後に爆発して、「あとには一片の肉塊も残らなかった」。

*1:言うまでもないけどシャーロック・ホームズをもじった名前

エリザベス・ハーレイの乳

とまあ、ゲイリ一・ムーアのファンのはしくれとして、義務感から『侵入者2/Mad Dogs And Englishmen』を見たわけですよ。

エンディングテーマに「ニード・ユア・ラヴ・ソー・バッド」が使われていて、シングルにも夕イアップの旨が書かれてあったので、一応チェックしようと思ったのです。

『~2』となっていますが、C.トーマス・ハウエル主演ということ以外『侵入者』とは全然関係ありません。

なお『侵入者3』というのもあるけど、それもハウエル主演という以外関係ないらしいです。もちろん見てない。

ヒゲづらのハウエルがエリザベス・ハーレイと出逢ってセックルするが、ドラッグ取引のトラブルに巻き込まれて…というサスペンス風の話です。

つまらなくもないけど面白くもない、微妙な映画でした。

最初だけ1980年が舞台で、DJがポリスがどうのモーターヘッドがどうのサクソンがどうのイアン・ギランがどうのと語り、シャム69の「ハーシャム・ボーイズ」をかけるので期待するけど、すぐに舞台は現代に飛びます。

で、「ニード・ユア・ラヴ・ソー・バッド」は劇中ちょびっととエンディング。

あとジ・オールマイティの「クルシファイ」が使われるけど、あくまで一瞬でした。

まあ最初の20分ぐらいでリズ・ハーレイの乳を見たらそれで十分だと思います。

後半レイプシーンらしきものがあるけど、そちらは何も見えません。

ファントマ

今日からNHΚ-BSで『ファントマ』シリーズをやるので、全エピソード録画しようと予約しときました。

さすがに1913年のサイレント映画だし、第一作『ファントマ』を見ながら「まあ録っておいても見ねえだろうなー」と考えていたのですが、番組変更のせいで、第二作目の『ファントマ対ジューヴ警部』の途中で録画が切れてました。

なんか出鼻をくじかれた気がしてムッとしたので、フランス盤DVDを買ってやる!と決意しました。

こうしてまたクレジッ卜カード請求が重くのしかかるのでした。

スペインその9

帰国。

飛行機内で見た映画(行き&帰り):

  • パニッシャー

パチモンのメタル黒Tシャツを着たおっさんがトラボルタを引き回しにするアメコミ映画。

ドルフ・ラングレン版よりもさらに大味で、”VFXの少ない『スポーン』”といった感じでした。

しましまTシャツを着た怪力男とか、いんちきマリアッチ風のヒットマンたちも大味で困りました。

でも途中でウンコしに行ったり寝たりしてもストーリーをフォロー出来る作りは、往年のドライブインムービーの伝統を継承していると言えるかも知れません。

あとドラウニング・プールによるエンディング曲がかっこ良かったです。

  • 50ファースト・デート

アダム・サンドラーといえば”いい大人なのに頭の中は小学生以下”というキャラを演じさせたら世界一。

『ビッグ・ダディ』はそんなガキ以下の彼が保護者になるという逆転の発想から作られた映画でした。たぶん。

で、『50ファースト・デート』もまた彼が健忘 症のギャルを守るという、大人の役柄。

今回も幼児ギャグは冴えてるし、脇役のキャラも立ちまくりで笑えますが、なんだかサンドラーが大人になって遠くに行ってしまったような一抹の寂しさも感じました。

といっても、向こうは幼児キャラを演じながらも億万長者で、ドリュー・バリモアと濡れ場を演じられるので、最初っから遠くの存在なのですが。

  • デイ・アフター・トゥモロー

飛行機の小さなスクリーンでは全然面白くない映画でした。

でも大津波とか竜巻とかがカッコイイので、劇場の大スクリーンでは迫力があると思います。

  • ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

ハリーが家を出ます。

全寮制の学校なので、本編中それが問題となることはありませんが、学期末になって、彼には帰る家がないという事実が表面化します。

ハリーは冤罪囚だった男に一緒に暮らそうと提案しますが、あっさり「やだ」と断られます。

そうして彼がホームレスになることを予感させて映画は終わります。

事実ハリーのファッションは、ロンドンの路上で『ビッグ・イシュー』を売ってるようなイギリス人みたいです。

ハリーの父親は偉い魔法使いだったそうですが、その期待に応えることのできないハリーは寮で悪い仲間たちと”ライオンになる薬””機関 車になる薬”などに耽溺していきます。

そろそろ胸もふくらんできた女キャラも、これまで存在感の薄かったジャブローニに奪われそうです。

次エピソードでは、ハリーのホームレスへの転落が描かれる筈です。

でもまあつまらない映画ではなく、狼男VS人 狼のバトルも見れて良かったです。

スペインその6

バルセロナのレコード屋事情。

10軒ぐらい(たぶん)のレコード屋がCarrer Tallers通りに集まっているので、一気にレコード狩りに勤しむことが出来ます。

カタルニア広場からLas Ramblasに向かって右一本目の通りなので、交通の便も良し。

  • DISCOS CASTELLO

チェーン店が3軒ぐらい同じ通りにあります。

中でもOVERSTOCKS店はバルセロナのヘヴィ・メタル界の総本山。

アイアン・メイデン、ブラインド・ガーディアン、ハマーフォール、ラプソディーなどのTシャツを着たキッズが集まっていました。

http://www.discoscastello.es/

  • REVOLVER RECORDS

新品・中古ともにバルセロナ最大の在庫数を誇るらしい店。

急いでいたのであんまり真剣に見てません。

ウェブサイトはたぶんなし。

  • DAILY RECORDS

パンク/ガレージ/R&R専門店。

こだわりの品揃えが嬉しくて、THE FELCHERS、BONZOS、THE SAFETY PINS vs NUEVO CATECISMO CATOLICOのCD、SUPER CAMORRISTASの7″、THE RIPPERSの別ユニットPUDOR CRONICAの7″(”I Wanna Be Your Dog”をカタロニア語でやってる)、ハイヴズの海賊7″などを押さえました。

よくよく考えれば新宿バーンホームズとかでも買えそうなブツが多かった気もしますが、まあ勢いということで。

http://www.dailyrecords.net/

  • なおバルセロナのライヴ情報はこのサイトでも確認できます。

http://www.barcelonarocks.com/