THE ATOMIC BITCHWAX
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THE ATOMIC BITCHWAX
(1999 / Tee Pee / MIA 1009-2)
70s style hard rock / 漢

エド・マンデル(g、MONSTER MAGNET)が地元ニュージャージーのSLAPROCKETのリズム・セクションであるクリス・コズニック(b)、キース・アッカーマン(ds)と結成したサイド・プロジェクトのデビュー・アルバム。
インスト・パートにウェイトを置いたガッツのある70年代ハード・ロックで、MONSTER MAGNETにおける70年代からの影響(CAPTAIN BEYOND、CACTUSなど)はデイヴ・ウィンドーフよりむしろエドなのでは?と思わせる内容。
半数以上がインスト曲だが、インプロヴィゼーションに走るよりもがっちりと腰の座った男臭むんむんのオールド・ロックだ。
MONSTER MAGNETとは音楽的にかなり異なるが、3人がぶつかり合うプレイは聴きもの。
トミー・ボーリンのカヴァー「Crazy Fandango」はボーリンの『TEASER』用に録音されながら最終的に落とされたアウトテイク。
豪快なようでそんな妙なところでオタクぶりを発揮しているのが微笑ましい(現在この曲のオリジナルは『FROM THE ARCHIVES Vol.1』で聴くことが出来る)。
一時廃盤だったが、2005年にMeteorCityから再発された。内容は同じだが、ジャケットの色合いが異なっている。

(99/07/28)
★★★★★ ★★★★



THE ATOMIC BITCHWAX II
(2000 / Tee Pee TP-028CD)
70s style riff rock / 漢

さらに気合い一発のリフ・ロックを極めた2ndアルバム。
問答無用でカッコイイロックンロール!で突っ走り、前作と比較してどうとか語るのはもはや不毛でしかない。どっちも最高、それだけだ。
スローでスペーシーな「Solid」なども美味しいが、やはりハイライトは「Ice Pick Freek」「Cast Aside Your Masks」「Dishing Out A Heavy Dose Of Tough Love」などの疾走ナンバー。アホ印五重丸でぶっ飛ばしまくるサウンドが理屈を超えた感動を呼ぶ。
ATOMIC ROOSTERのカヴァー「Play The Game」も無骨にアレンジされており、汗が飛び散りそうなイカシたロックに変貌を遂げている。
GOV'T MULEのウォーレン・ヘインズが「Smokescreen」にゲスト参加。濃い口のプレイが絶品だ。
ジャケットやCDブックレットのアトミック・ビッチもグッド!

(01/03/06)
★★★★★ ★★★★



SPIT BLOOD
(2002 / MeteorCity MCY-020)
70s style riff rock / 漢

7曲入りのEP。
帯付き。
AC/DCの「Dirty Deeds Done Dirt Cheap」をカヴァー。
ボーナスとしてMeteorCityレーベルのサンプラーCDが付いていた。全7曲で、いずれも既発曲。
coming soon。

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THE ATOMIC BITCHWAX 3
(2005 / MeteorCity MCY-036)
70s style riff rock / 漢

エド・マンデルが脱退、一時は解散かと思われたが、残された二人はバンドを続けることを決意。
元COREのフィン・ライアンをギタリスト兼ヴォーカリストに起用して発表した3枚目のフルレンス・アルバム。
恒例のカヴァー曲はDEEP PURPLEの「Maybe I'm A Leo」。
coming soon。

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BOXRIFF
(2006 / MeteorCity MCY-039)
70s style riff rock / 漢

CD+DVDという二枚組。
ジャック・エンディノがプロデュースしたスタジオ新曲4曲+2005年11月11日、シアトルのSunset Tavernで収録されたフルライヴという構成。
CDとDVDの両方に同内容のライヴが収録されていてお得。
ライヴのイントロはPINK FLOYDの「Shine On You Crazy Diamond」で、中盤には「Maybe I'm A Leo」もプレイしている。
coming soon。

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